
妹島和世+西沢立衛/SANAA展がTOTOギャラリー・間で開催。最新プロジェクトに見る「環境と建築」の現在形とは?
これまで金沢21世紀美術館など様々な建築作品を手がけてきた、妹島和世と西沢立衛による建築家ユニット・SANAA。彼らが長年取り組んできたテーマである「環境と建築」にフォーカスした展覧会が、東京・乃木坂のTOTOギャラリー・間で開催される。会期は5月14日~8月9日。

これまで金沢21世紀美術館など様々な建築作品を手がけてきた、妹島和世と西沢立衛による建築家ユニット・SANAA。彼らが長年取り組んできたテーマである「環境と建築」にフォーカスした展覧会が、東京・乃木坂のTOTOギャラリー・間で開催される。会期は5月14日~8月9日。

10年ぶりとなる作品集『SILVER MARKER—Drawing as Excavating』の刊行を記念し、渋谷パルコの「OIL by 美術手帖」で個展「Before the Cypher」を開催する鈴木ヒラク。ドローイングを発掘行為とらえてその概念を拡張しつづけてきた鈴木に、自身のドローイングが導き出してきたものについて、20年間の活動を振り返りながら聞いた。

国内外で注目を集めるアーティスト、磯谷博史の個展「5つの印象」が、東京・恵比寿のCAGE GALLERYで開催されている。本展は、「『展覧会の告知』の展覧会」というユニークな構造を持つ。会期は3月29日まで。

2020年12月19日に開幕する「札幌国際芸術祭2020」が、参加アーティスト第一弾を発表した。国内外から19組がラインナップされている。

今週スタートした展覧会と閉幕間近の展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。

2019年10月、関東地方を縦断した台風19号により、9つの収蔵庫への浸水と収蔵品の被害が確認された川崎市市民ミュージアムでは、現在収蔵品のレスキューが懸命に行われている。同館で開館時の1988年から2016年まで、現代写真・デザインに関する展覧会に携わっていたインディペンデント・キュレーター、クリティックの深川雅文に、そのコレクションについて話を聞いた。

新型コロナウイルスの拡大が原因で、3月18日〜22日に香港で開催予定だったアートフェア「アートセントラル」が、開催中止を発表した。同時期に開催予定だったフェスティバル「ギャラリー・ウィークエンド北京」や開館を予定した美術館も中止および延期を決定した。

茨城県が2018年度より取り組んでいる、アーティストが県北地域に短期滞在して取り組む「交流型アートプロジェクト」。このプロジェクトに現在取り組んでるアーティスト・渡邊拓也が、日立市で個展「隣の人の肩にのる」を開催する。

今年3月に予定されていたアジア最大のアートフェア「アート・バーゼル香港2020」の開催中止が発表された。異例の事態だ。

恵比寿の東京都写真美術館を中心に展開され、映像領域と芸術領域を横断するフェスティバル「恵比寿映像祭」。その第12回目が2月7日にスタートした。「時間を想像する」をテーマにした今回の見どころを、レポートで紹介する。

川村文化芸術振興財団が2017年より続けてきたソーシャリー・エンゲージド・アートに対する助成。2020年度の選択プログラムとして、ブレーカープロジェクト実行委員会の「ちょちょまうヴァナキュラー~にしなり+路上+野点+屋台」と、Our Clotheline with Mónica Mayerの「The Clothesline」が選ばれた。

千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館の開館30周年を記念し、「ふたつのまどか―コレクション×5人の作家たち」展が開催される。本展にはさわひらき、杉戸洋、野口里佳、福田尚代、渡辺信子が参加。それぞれが同館のコレクションを読み解き、新たなインスタレーションを展開する。会期は6月16日〜11月29日。

香取慎吾が青山学院大学 青山キャンパスに巨大壁画を制作。「Be the Difference」をテーマに描いた同作の除幕式が、2月6日に行われた。

京都の寺社を舞台とした音楽プロジェクト「SOUND TRIP」が、2月6日よりスタートした。第1弾は、コムアイ × オオルタイチやKyokaなど、実験・電子音楽の第一線で活躍するアーティストたちが参加。壬生寺・貴船神社・三千院を舞台に、各アーティストが寺社に流れる様々な音を収録し、それらを用いて新しい音楽体験を制作・提供するという。

群馬県太田市にある太田市美術館・図書館で、「2020年のさざえ堂──現代の螺旋と100枚の絵」がスタート。三瀬夏之介、高橋大輔、蓮沼執太、持田敦子の4作家が参加する本展のキーワードは、「さざえ堂」と「螺旋」だ。

2015年からコム・デ・ギャルソンのアートワークを担当してきたアーティスト・baanai。その約1年ぶりの個展「Capillaries」が、2月19日に伊勢丹新宿店メンズ館のギャラリースペース「ART UP」で開催される。「ARIGATOU GOZAIMASU」の文字が作品を埋め尽くす新作が示すものとは?

百瀬文による映像作品《聞こえない木下さんに聞いたいくつかのこと》の上映と、「声」をめぐるシンポジウムからなるイベント「萌えいずる声」が2月9日、東京国立近代美術館で開催される。

東京・新宿の草間彌生美術館で、開館以来初となるグループ展「ZERO IS INFINITY 『ゼロ』と草間彌生」が開催される。会期は3月5日〜5月31日。

京都を拠点として活動するアーティスト、加納俊輔、迫鉄平、上田良が協働するユニット「THE COPY TRAVELERS」。シルクスクリーン、銅版画、写真といった複製技術を使用してそれぞれ活動していた3人が、オフィスなどで使われるコピー機を使って共同で制作することから始まった。「MOTアニュアル「2019 Echo after Echo:仮の声、新しい影」にも出展する3人に、これまでの活動や制作手法、複製行為のとらえ方を聞いた。

アートコレクティブ・チームラボの作品を体感できる施設「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」。その館内作品のビジュアルが、2020年3月1日〜4月30日の期間限定で桜の花になる。