妹島和世+西沢立衛/SANAA展がTOTOギャラリー・間で開催。最新プロジェクトに見る「環境と建築」の現在形とは?

これまで金沢21世紀美術館など様々な建築作品を手がけてきた、妹島和世と西沢立衛による建築家ユニット・SANAA。彼らが長年取り組んできたテーマである「環境と建築」にフォーカスした展覧会が、東京・乃木坂のTOTOギャラリー・間で開催される。会期は5月14日~8月9日。

NEWS / EXHIBITION

ドローイングで発掘する世界のかたち。鈴木ヒラクインタビュー

10年ぶりとなる作品集『SILVER MARKER—Drawing as Excavating』の刊行を記念し、渋谷パルコの「OIL by 美術手帖」で個展「Before the Cypher」を開催する鈴木ヒラク。ドローイングを発掘行為とらえてその概念を拡張しつづけてきた鈴木に、自身のドローイングが導き出してきたものについて、20年間の活動を振り返りながら聞いた。

INTERVIEW

被災した川崎市市民ミュージアムとはどのような美術館なのか? 国内屈指のコレクションについて元学芸員に聞く

2019年10月、関東地方を縦断した台風19号により、9つの収蔵庫への浸水と収蔵品の被害が確認された川崎市市民ミュージアムでは、現在収蔵品のレスキューが懸命に行われている。同館で開館時の1988年から2016年まで、現代写真・デザインに関する展覧会に携わっていたインディペンデント・キュレーター、クリティックの深川雅文に、そのコレクションについて話を聞いた。

INSIGHT

川村文化芸術振興財団の2020年度支援プロジェクト。きむらとしろうじんじんの「野点」と、あいトリ参加のモニカ・メイヤー関連プロジェクトが選出

川村文化芸術振興財団が2017年より続けてきたソーシャリー・エンゲージド・アートに対する助成。2020年度の選択プログラムとして、ブレーカープロジェクト実行委員会の「ちょちょまうヴァナキュラー~にしなり+路上+野点+屋台」と、Our Clotheline with Mónica Mayerの「The Clothesline」が選ばれた。

NEWS / HEADLINE

DIC川村記念美術館のコレクションと現代作家のコラボレーション。「ふたつのまどか」展にさわひらき、杉戸洋、野口里佳らが参加

千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館の開館30周年を記念し、「ふたつのまどか―コレクション×5人の作家たち」展が開催される。本展にはさわひらき、杉戸洋、野口里佳、福田尚代、渡辺信子が参加。それぞれが同館のコレクションを読み解き、新たなインスタレーションを展開する。会期は6月16日〜11月29日。

NEWS / EXHIBITION

京都の寺社を舞台とした音楽プロジェクト。「SOUND TRIP」第1弾はコムアイ × オオルタイチらが参加

京都の寺社を舞台とした音楽プロジェクト「SOUND TRIP」が、2月6日よりスタートした。第1弾は、コムアイ × オオルタイチやKyokaなど、実験・電子音楽の第一線で活躍するアーティストたちが参加。壬生寺・貴船神社・三千院を舞台に、各アーティストが寺社に流れる様々な音を収録し、それらを用いて新しい音楽体験を制作・提供するという。

NEWS / EXHIBITION

キャンバスに隠された「ARIGATOU GOZAIMASU」。baanaiが個展「Capillaries」で見せる新たな展開とは?

2015年からコム・デ・ギャルソンのアートワークを担当してきたアーティスト・baanai。その約1年ぶりの個展「Capillaries」が、2月19日に伊勢丹新宿店メンズ館のギャラリースペース「ART UP」で開催される。「ARIGATOU GOZAIMASU」の文字が作品を埋め尽くす新作が示すものとは?

NEWS / EXHIBITION

青空が映るコピー機、複製芸術の可能性。THE COPY TRAVELERSインタビュー

京都を拠点として活動するアーティスト、加納俊輔、迫鉄平、上田良が協働するユニット「THE COPY TRAVELERS」。シルクスクリーン、銅版画、写真といった複製技術を使用してそれぞれ活動していた3人が、オフィスなどで使われるコピー機を使って共同で制作することから始まった。「MOTアニュアル「2019 Echo after Echo:仮の声、新しい影」にも出展する3人に、これまでの活動や制作手法、複製行為のとらえ方を聞いた。

INTERVIEW