新聞から着想を得た「写真」。第20回写真「1_WALL」グランプリ受賞者・平本成海の個展「narconearco」が開催

新たな表現を追求し続けている若い才能の発掘を目的とした、35歳以下のクリエイターを対象としたコンペティション「1_WALL」。その第20回において、写真部門でグランプリを獲得した平本成海による個展「narconearco」が、東京・銀座のガーディアン・ガーデンで開催される。

NEWS / PROMOTION

多声的な眼差しを映し出す、絵画的な像。三宅砂織インタビュー

1枚の写真に込められた多声的な眼差しを引き出すために、フォトグラムを中心に制作を続けてきた三宅砂織。近年は、個人的に収集された写真をモチーフとする「The Missing Shade」シリーズの制作に取り組んできた。三宅による個人的な写真から眼差しを引き出すための取り組み、そしてフォトグラムという技法を選択し続ける理由を聞いた。

INTERVIEW

モネとマティスが描いた「もうひとつの楽園」をポーラ美術館で見る。「睡蓮」の連作11点も展示

庭を描き続けた印象派の画家・モネと、室内を飾り立てその様子を描いたフォーヴィスムの画家・マティス。このふたりに焦点を当てた展覧会「モネとマティス―もうひとつの楽園」が、箱根のポーラ美術館で開催される。会期は4月23日〜11月3日(展示替えあり)。

NEWS / EXHIBITION

特別展「よみがえる正倉院宝物─再現模造にみる天平の技─」が奈良国立博物館で開催。天平の技をいまに伝える再現模造の逸品が集結

奈良国立博物館で、特別展「よみがえる正倉院宝物」─再現模造にみる天平の技─が開催される。本展には、正倉院宝物の再現模造品のなかから選りすぐりの約100点が集結。人間国宝ら伝統技術保持者たちの技によって蘇る、究極の伝統工芸品の数々を見ることができる。会期は4月18日〜6月14日(※会期変更:7月4日〜9月6日)。

NEWS / EXHIBITION

朝から夜へ、時の移ろいを体感する。サンドラ・シントの個展「コズミック・ガーデン」が銀座メゾンエルメス フォーラムでスタート

星や波などをモチーフに、細い線で描き出されるドローイングからインスタレーションを展開するブラジル出身のアーティスト、サンドラ・シントの個展「コズミック・ガーデン」が銀座メゾンエルメス フォーラムでスタートした。

NEWS / REPORT

「傷ついた風景の向こう」に見えるもの。小田原のどか評「DOMANI・明日2020」

文化庁が主催する「新進芸術家海外研修制度」の成果発表の機会として、1998年から開催されてきた「DOMANI・明日展」。その22回目となる「DOMANI・明日2020」では、「傷ついた風景の向こうに」をテーマに掲げ、日高理恵子、宮永愛子、藤岡亜弥、森淳一、石内都、畠山直哉、米田知子ら11作家が参加している。2020年の東京五輪開催に向け日本全体が盛り上がるなか、「傷ついた風景」を冠する本展がもたらすものとは? 小田原のどかが論じる。

REVIEW