
展覧会で探る戦前の什器と現代美術の展望(パースペクティヴ)
東京大学で使われていた戦前の什器に現代美術作品を展示する展覧会「現代美術実験展示『パースペクティヴ(1)』」が、インターメディアテク(東京・丸の内)で3月26日まで開催されている。

東京大学で使われていた戦前の什器に現代美術作品を展示する展覧会「現代美術実験展示『パースペクティヴ(1)』」が、インターメディアテク(東京・丸の内)で3月26日まで開催されている。

『ゲゲゲの鬼太郎』の作者で知られる日本を代表するマンガ家・水木しげるの人間像と人生に迫る展覧会「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」が、松屋銀座で3月8日から開催される。

クリスティーズは、3月6日にファッションデザイナー、ユベール・ド・ジバンシィ所蔵のディエゴ・ジャコメッティ作品のオークションを開催すると発表した。オークションに先立ち行われる下見会は、1986年にパリの装飾芸術美術館で開催されたジャコメッティ回顧展にインスピレーションを得たものとなるという。

機械を用いた立体作品を数多く手がけるタムラサトルの個展「バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン」が、nap gallery(東京・秋葉原)で2月10日より開催される。

埼玉県立近代美術館主任学芸員の梅津元がキュレーションするギャラリーαMの展覧会シリーズ「トランス/リアル」。最終回となる本展では、写真作品を数多く手がける田中和人を取り上げる。会期は2月18日〜3月25日。

1960年代末より活躍している写真家・山崎博の軌跡をたどる展覧会「山崎博 計画と偶然」が、東京都写真美術館(恵比寿)で3月7日より開催される。

岡本太郎の遺志を継ぎ、次代のアーティストを顕彰する岡本太郎現代芸術賞(通称TARO賞)の受賞者が決定、2月2日に授賞式が執り行われた。第20回となる今回は、499点の応募があり、26組が入選。太郎賞1名、敏子賞1名、特別賞3名が決定した。審査員は椹木野衣、平野暁臣、北條秀衛、山下裕二、和多利浩一。

東京都の小池百合子知事は、2月3日に行われた記者会見で、公募展「トーキョーワンダーウォール」の終了と、「トーキョーワンダーサイト」の方針転換を打ち出した。

2016年10月にアメリカのhpgrp GALLERY New Yorkで開催され、好評を博したグループ展「TENGAI 3.0」。現代美術家・天明屋尚のキュレーションする本展が、hpgrp GALLERY TOKYO(東京・南青山)で2月8日〜25日に開催される。参加作家は、天明屋尚、空山基、 淺野健一、伊藤大朗、feebee、加藤美紀、影山萌子の7組。

東京都美術館(上野)にて、トーキョーワンダーサイトが主催する、若手アーティスト3名によるグループ展「クウキのおもさ」が開催される。会期は2月18日〜3月5日。

「カルチャーリゾート百貨店」をうたう日本橋三越本店は、2月15日から20日まで、 「あたらしい工芸 KOGEI<br />Future Forward」を開催。展覧会を通して、日本が世界に誇る工芸の魅力を現代アートとして紹介する。

アートスクール「ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校」の成果展「直接行動(ハプニング)を待ちながら」が、2月5日、6日に開催される。会場は東京・五反田のゲンロンカフェと五反田アトリエ。

戦後の現代日本画を代表する作家、加山又造。生誕90年を記念し、作家の軌跡をたどる展覧会が、日本橋髙島屋で2月22日より開催される。

ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館(以下、V&A)は、今年5月より世界的ロックバンド「ピンク・フロイド」の大回顧展を開催する。

第102回
クリエイティブ・ディレクターとして、アート、雑誌、演劇などさまざまなジャンルを横断的にプロデュースしてきた榎本了壱。3年かけて制作した澁澤龍彦の小説『高丘親王航海記』をもとにした書写、絵巻、図絵の展示を中心に、榎本がこれまでに手がけた作品群を一堂に公開した本展を、椹木野衣がレビューする。

ニューヨーク在住のアーティスト、オースティン・リーの個展「Serious Works」が、3月3日よりKaikai Kiki Gallery(東京・広尾)で開催される。

数色のみで描かれた抽象画。思考の痕跡と身体の所作が、キャンバスに瑞々しく浮かぶヴァルダ・カイヴァーノのペインティングは、その筆触や余白が見る者の想像を無限に掻き立てる。2月4日まで小山登美夫ギャラリーで開催されている個展に際し、常に絵画と向き合い対話を続けてきた作家に、自身と絵画空間の関係について話を聞いた。

フランス・パリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンのコレクションより、アメリカ人アーティスト、ダン・フレイヴィンの作品を紹介する展覧会が、エスパス ルイ・ヴィトン東京(表参道)で2月1日から開催される。

第10回
2016年秋、相模原市と町田市・八王子市周辺で作品制作を行うスタジオによる「042 art area project 2016 SUPER OPEN STUDIO」が開催された。110人以上の作家が参加し、展示や公開制作、パフォーマンスなどが行われたこのプロジェクトを、中尾拓哉がレビューする。

フランスを代表するハイジュエリーブランドの一つ、ヴァン クリーフ&アーペル。その創立から現代に至るまでのジュエリー作品の流れを概観し、日本の明治に制作された超絶技巧作品と対比させる展覧会「技を極める ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸」が京都国立近代美術館で4月29日から開催される。これに先立ち、東京のフランス大使公邸で記者会見が行われた。