ジバンシィ所有のジャコメッティ、クリスティーズでセールへ

クリスティーズは、3月6日にファッションデザイナー、ユベール・ド・ジバンシィ所蔵のディエゴ・ジャコメッティ作品のオークションを開催すると発表した。オークションに先立ち行われる下見会は、1986年にパリの装飾芸術美術館で開催されたジャコメッティ回顧展にインスピレーションを得たものとなるという。

NEWS / MARKET

第20回TARO賞は山本直樹 《Miss Ileのみた風景》に決定

岡本太郎の遺志を継ぎ、次代のアーティストを顕彰する岡本太郎現代芸術賞(通称TARO賞)の受賞者が決定、2月2日に授賞式が執り行われた。第20回となる今回は、499点の応募があり、26組が入選。太郎賞1名、敏子賞1名、特別賞3名が決定した。審査員は椹木野衣、平野暁臣、北條秀衛、山下裕二、和多利浩一。

NEWS / HEADLINE

現代の奇想絵師が競演、 天明屋尚企画「TENGAI 3.0」展

2016年10月にアメリカのhpgrp GALLERY New Yorkで開催され、好評を博したグループ展「TENGAI 3.0」。現代美術家・天明屋尚のキュレーションする本展が、hpgrp GALLERY TOKYO(東京・南青山)で2月8日〜25日に開催される。参加作家は、天明屋尚、空山基、 淺野健一、伊藤大朗、feebee、加藤美紀、影山萌子の7組。

NEWS / EXHIBITION

第102回

冥途の境界を航海する。 椹木野衣が見た、「榎本了壱コーカイ記」

クリエイティブ・ディレクターとして、アート、雑誌、演劇などさまざまなジャンルを横断的にプロデュースしてきた榎本了壱。3年かけて制作した澁澤龍彦の小説『高丘親王航海記』をもとにした書写、絵巻、図絵の展示を中心に、榎本がこれまでに手がけた作品群を一堂に公開した本展を、椹木野衣がレビューする。

REVIEW

舞台演劇のような絵画空間、ヴァルダ・カイヴァーノに聞く

数色のみで描かれた抽象画。思考の痕跡と身体の所作が、キャンバスに瑞々しく浮かぶヴァルダ・カイヴァーノのペインティングは、その筆触や余白が見る者の想像を無限に掻き立てる。2月4日まで小山登美夫ギャラリーで開催されている個展に際し、常に絵画と向き合い対話を続けてきた作家に、自身と絵画空間の関係について話を聞いた。

INTERVIEW

京都で出会う、ヴァン クリーフ& アーペルと日本工芸の超絶技巧

フランスを代表するハイジュエリーブランドの一つ、ヴァン クリーフ&アーペル。その創立から現代に至るまでのジュエリー作品の流れを概観し、日本の明治に制作された超絶技巧作品と対比させる展覧会「技を極める ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸」が京都国立近代美術館で4月29日から開催される。これに先立ち、東京のフランス大使公邸で記者会見が行われた。

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