SERIES

中尾拓哉連載

SERIES / 中尾拓哉連載

第12回

絵画の時間の裏側に立つ。中尾拓哉が見た庄司朝美

トーキョーワンダーサイト渋谷にて、公募展「トーキョーワンダーウォール」の入選者による展覧会が開催された(2017年1月7日〜2月5日)。そのなかから、透明アクリル版を支持体として人物を描く庄司朝美の「夜のうちに」と題された展示を、中尾拓哉がレビューする。

第9回

映像と取り残される身体 中尾拓哉が見たバンコクナイツ展

富田克也が監督し、映像制作集団・空族が製作した映画『バンコクナイツ』のメイキングや撮影風景映像によるインスタレーション作品が、山口情報芸術センター[YCAM]にて公開された(9月24日〜11月6日)。合計5面のスクリーンに「映画に映らない画」が映し出された本展を、映像と鑑賞者の身体の関係性に切り込みながら、中尾拓哉がレビューする。

第6回

景色の成立とメディウム 中尾拓哉が見た児玉画廊「風景の空間」

東京・白金高輪の児玉画廊にて、大谷透、太中ゆうき、貴志真生也、関口正浩、中川トラヲ、和田真由子の6名の気鋭の作家たちによるグループ展「風景の空間」が開催された(2016年7月9日〜8月13日)。多種多様な表現方法を持つ作家が参加した本展を、制作方法や媒体とイメージの関係性、作品とそこにおける「風景」の成立という観点から、中尾拓哉がレビューする。

第5回

「愛」の感触を語る。地主麻衣子「新しい愛の体験」展

1984年生まれの地主麻衣子(じぬし・まいこ)は、大学在学中にドローイングや小説を制作、2010年から映像を撮り始め、これまでさまざまなメディアを組み合わせた作品で独創的な表現方法を探究してきた。HAGIWARA PROJECTS(東京・初台)で開催した個展「新しい愛の体験」では、タイのチェンマイで現地の女性との対話を撮影した映像作品を発表。「愛」をテーマに紡がれる被写体と撮影者のコミュニケーションの記録を、中尾拓哉がレビューする。

第4回

空間で展開される色光。細倉真弓「CYALIUM」展

1979年生まれの細倉眞弓は京都府出身、高校生の頃の「ガーリー写真」ブームをきっかけに写真を始め、国内外で数多くの個展やグループ展に参加している。G/P galleryで開催した個展「CYALIUM」のタイトルは、化学発光による照明器具「CYALUME(サイリューム)」に金属元素の語尾「IUM」を加えた造語である。写真現像の暗室から着想を得た作品を発表した本展を、中尾拓哉がレビューする。

第3回

「枠」に囚われて脱する、「囚われ、脱獄、囚われ、脱獄」展

アーティストがキュレーションする展覧会「囚われ、脱獄、囚われ、脱獄」展が都内6会場で開催され、総勢31名の作家が参加した。第2回目となる今回は「枠を思考する」を共通テーマとして掲げている。既存の「枠」をアーティストによって再構築することを目指した本展を、中尾拓哉がレビューする。

第2回

繰り返される静物画。中尾拓哉が見た田幡浩一

ドイツと日本を拠点に活動する1979年生まれの田幡浩一は、一枚一枚の絵画を連続で見せる手法で映像を制作し、静止画と動画による多様な表現を試みている。ギャラリー小柳で開催した個展「one way or another」では、連続するドローイングによる動画とその原画、「ズレ」をテーマに描いた絵画作品を発表した。繰り返し描かれる静物画が展示された本展を、中尾拓哉がレビューする。

第1回

後戻りできない「落下」の感覚 中尾拓哉が見た川久保ジョイ

1979年スペイン・トレド生まれの川久保ジョイは、写真、映像、光や音などを用いたインスタレーションを制作している。銀座という場の歴史を参照しながら、ギリシャ神話を題材に現代社会のあり方を考察する作品6点を展示した個展「Fall/フォール」を中尾拓哉がレビューする。