瀬戸内・犬島を回遊するパフォーマンス公演。ANTIBODIES Collectiveによる『エントロピーの楽園―第2章―』が開催へ
パフォーマンス集団・ANTIBODIES Collectiveによる新作公演『エントロピーの楽園―第2章―』が、岡山・犬島全域を舞台に開催される。本公演は、島の各所で行われるパフォーマンスやインスタレーションの展示をめぐる自由回遊型の作品。会期は10月12日〜14日。
パフォーマンス集団・ANTIBODIES Collectiveによる新作公演『エントロピーの楽園―第2章―』が、岡山・犬島全域を舞台に開催される。本公演は、島の各所で行われるパフォーマンスやインスタレーションの展示をめぐる自由回遊型の作品。会期は10月12日〜14日。
ベルリンを拠点に活動するアーティスト・手塚愛子の個展「Dear Oblivion —親愛なる忘却へ—」が、東京・青山のスパイラルガーデンで開催される。会期は9月4日〜18日。
今年10月より大規模回顧展が開催されるフィンセント・ファン・ゴッホ。その作品を収集し続けたコレクターの視点を通し、ゴッホの人物象と作品に迫るドキュメンタリー映画『ゴッホとヘレーネの森 クレラー=ミュラー美術館の至宝』が10月25日より、新宿武蔵野館ほか全国順次公開される。
神奈川・箱根町のポーラ美術館で、開館後初となる現代美術の展覧会「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」が開幕した。本展では、カンディダ・ヘーファー、ヴォルフガング・ティルマンス、磯⾕博史、横溝静など国内外のアーティストと古典巨匠の作品の共演を見ることができる。
日本文化政策学会は9日、「あいちトリエンナーレ2019」において「表現の不自由展・その後」が展示中止となった件に対し、声明文を発表。「検閲」に対する批判とともに、今後の表現の場の萎縮について危惧を示した。
今週スタートした展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。この機会をお見逃しなく。
美術作家/絵本作家として活動する趙里奈(ちょう・りな)の初個展「nursery」が、東京・恵比寿のPeopleで開催される。本展はPUGMENTによる企画展の第1弾。会期は8月16日〜9月15日。
原始生命体を思わせるモチーフで多様な作品を生み出す加藤泉。その個展「LIKE A ROLLING SNOWBALL」が、群馬・伊香保のハラ ミュージアム アークに次いで、東京・品川の原美術館でも開幕した。新作が並ぶ本展の見どころとは?
ICOM(アイコム/国際博物館会議)の京都大会を記念し、世界遺産・清水寺で展覧会「CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート展」が9月1日〜8日の8日間にわたって行われる。小説家・原田マハが監修する本展は、西洋近代絵画、現代美術、文学、マンガ、映画など、ジャンルを越えた作品が集結する、清水寺創建後1200年の歴史のなかで初の企画となる。9日、清水寺で行われた記者会見で全参加作家が発表された。
絵画・立体作品のほか、建築設計や多くの著書で知られる岡﨑乾二郎の展覧会が、東京・天王洲のTakuro Someya Contemporary Artで開催されている。会期は8月24日まで。
今年100周年を迎えるドイツの芸術学校・バウハウス。これを記念し、渋谷のユーロスペースを皮切りに全国の劇場で「バウハウス100年映画祭」が開催される。選りすぐりのドキュメンタリーによる4プログラム・全6作品をお見逃しなく。
大理石やブロンズといった伝統的な素材による西洋彫刻に向き合いながら、創作を続けてきた彫刻家・三矢直矢。その新作個展が東京・神宮前のnomadicaで開催される。会期は2019年8月23日〜9月1日。
18世紀の宮廷服や20世紀初頭の紳士服、ストリートカルチャーを反映した現代の服まで、京都服飾文化研究財団(KCI)のコレクション、美術作品、マンガ、映像、インスタレーションなど約300点が集まる展覧会「ドレス・コード?──着る人たちのゲーム」が京都国立近代美術館で開幕した。
1年間で230万人が来館したお台場のチームラボ「ボーダレス・ミュージアム」が、今秋上海・⻩浦濱江に常設美術館としてオープンする。「EPSON teamLab无界美术馆:teamLab Borderless Shanghai」では、東京のおよそ1.5倍の大きさとなる《ランプの森》や、世界初公開の大規模な作品など約50点の「境界のないアート」を展示。
ドキュメンタリー的であると同時に演劇的でもあり、事実と虚構の隙間を行き交う写真作品で知られるアメリカの写真家、フィリップ=ロルカ・ディコルシア。そのキャリアを総覧する個展が9月10日〜10月12日にデイヴィッド・ツヴィルナー香港で開催される。
2021年度に開館を予定している大阪中之島美術館は、開館プレイベントとして18年度に新収蔵したサラ・モリス《サクラ》を公開する。同作は大阪の街を舞台にした映像作品で、今回が世界初公開となる。
2018年に食道がんのため他界した演奏家の小杉武久。音を用いた表現の第一人者として知られる小杉の50年以上にわたる活動を紹介する「小杉武久の2019」が、埼玉県深谷市と東京都渋谷区の3会場で開催される。
美術評論家連盟が「『あいちトリエンナーレ2019』における『表現の不自由展・その後』の中止に対する意見表明」を発表した。
ニューヨークにある巨大植物園「ニューヨーク植物園」で、2020年に草間彌生の大規模個展が開催されることが明らかになった。
8月6日に公開された、「あいちトリエンナーレ2019」参加作家によるステートメントに対し、新たな賛同者が加わった。そのなかには《平和の少女像》作者であるキム・ソギョンとキム・ウンソンも含まれている。