アートフェア東京の主催者である一般社団法人アート東京が、昨年京都市や電通などとともに開催した「artKYOTO」。2回目の開催となる今年は、京都国立博物館の明治古都館でアートフェアを、前回のアートフェアの会場となった二条城では美術史体験ツアーを開催する。会期は2020年12月4日〜6日。
アートフェアの舞台となる明治古都館は、近代洋風建築の重要文化財で1897年5月に開館した煉瓦造りの建築だ。artKYOTO 2020のアートフェアは、この歴史的建造物の空間を活かしたかたちで開催される。
発表された出展ギャラリーは以下の21軒。梅軒画廊、ユミコチバアソシエイツ、Galleria COL、宝満堂、タカ・イシイギャラリー、imura art gallery、井上オリエンタルアート、KOSAKU KANECHIKA、GALLERY KOGURE、小林画廊、MAHO KUBOTA GALLERY、ART OFFICE OZASA、サテライツ・アート・ラボ、思文閣、秋華洞、現代美術 艸居、gallery UG、たけだ美術、GALLERY TARGET、YOD Editions、夢工房。
また、「狩野派」をテーマに美術史の変遷を体験するプログラム「美術史体験ツアー」も、アートフェアが開催される京都国立博物館と、前回のアートフェアの舞台となった二条城の2会場で開催。二条城では狩野探幽が現代に蘇った設定のもと、二の丸御殿の襖絵、壁画、装飾品を音声ガイドで案内。また、京都国立博物館では狩野派の流れを汲む美術作品を紹介する。