サルバドール・ダリの作品収蔵数がアジア最大級の規模を誇る、福島・北塩原村の諸橋近代美術館。磐梯山を臨むこの美術館をライトアップする「ナイトミュージアム in 諸橋近代美術館」が10月31日、11月2日、6日に開催される。
当日は、中世の馬小屋をイメージしたシンボリックな美術館外観が、裏磐梯の大自然を背景にライトアップ。日中とは異なる表情を演出する夜間開館で、小企画展「若きセザンヌの挑戦」と「ダリ・コレクション展」も楽しむことができる。 なお、同イベントは事前予約制となっている。
この諸橋近代美術館のライトアップイベントは、働きながら裏磐梯の美しい自然と世界的な美術に触れることができる「ワーケーションリゾート・裏磐梯」の施策の一つ。宿泊施設となるのはActive Resorts 裏磐梯と裏磐梯グランデコ東急ホテルで、客室やホテル内のカフェ、ロビーなど思い思いの場所で仕事をするとともに、大自然のなかでの散策やレンタサイクルでのリフレッシュが可能。さらに、働きながら裏磐梯の美しい自然と世界的な美術に触れることができる様々な企画が用意される。
例えば、美しい紅葉を五色沼やデコ平で堪能できるガイド付きトレッキングツアーのほか、裏磐梯グランデコ東急ホテルでは夜間の星空観賞会や早朝ヨガの体験が可能。また、諸橋近代美術館に隣接するActive Resorts 裏磐梯では、美術館とコラボした「とろたまダリソフト」が楽しめる。さらに、野口英世記念館(福島・猪苗代町)でもナイトミュージアムを開催し、感染症講話や野口英世の生家の囲炉裏でのたき火を行う。
定番となっている食や温泉をもちろん、自然の美しさとアートに触れられる「ワーケーションリゾート」を、この機会に体験してみてはいかがだろうか。