
気鋭のアーティスト4名の競演。アレックス・ダッジ、加納俊輔、高石晃、麻生晋佑による展覧会「Winter Show」をチェック
アレックス・ダッジ、加納俊輔、高石晃、麻生晋佑の4名によるグループ展「Winter Show」が、 東京・神楽坂のMaki Fine Artsで開催される。会期は1月25日〜2月23日。
アレックス・ダッジ、加納俊輔、高石晃、麻生晋佑の4名によるグループ展「Winter Show」が、 東京・神楽坂のMaki Fine Artsで開催される。会期は1月25日〜2月23日。
井原信次、松下まり子、森栄喜、ヨーガン・アクセルバルによるグループ展「one’s behavior」が、東京・新宿のKEN NAKAHASHIで開催される。本展で4名は、ドローイングや写真作品とともに、日々の思考の軌跡で紡ぎ出した散文、詩、物語などの言葉を張り巡らされた関係性の網目としてギャラリー空間で同時に抱え込み、複数の個が持つ独自の意識や声によるポリフォニーを発生させることを試みる。会期は1月14日~2月29日。
1月に始まったばかりの展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップして紹介する。この機会をお見逃しなく。
戦後日本の前衛芸術を代表する作家であり、具体美術協会のメンバーとして知られる白髪一雄。その東京初の大規模個展が、東京オペラシティ アートギャラリーで開幕した(新型コロナウイルスの影響で2月末で閉幕)。
東京・原宿の太田記念美術館が開館40周年を記念し、浮世絵の幅広いコレクションのなかから肉筆画の名品を選りすぐって公開する。葛飾北斎の《雨中の虎》とその娘・応為による《吉原格子先之図》の共演をはじめ、菱川師宣、宮川派、喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川派、明治時代に活躍した小林清親や月岡芳年まで、貴重な肉筆画が勢揃いする。
「日本博2020」の特別展として、文化庁新進芸術家海外研修制度の成果発表会でもある「DOMANI・明日展2020」が、1月11日に国立新美術館で開幕した。第22回目の開催を迎える今回のテーマは、「傷ついた風景の向こうに」。その見どころを、レポートで紹介する。
1930年代~60年代に生み出された名作椅子から建築作品。それら「モダンデザイン」の全貌を紐解く展覧会「モダンデザインが結ぶ暮らしの夢」展が、パナソニック汐留美術館で開幕した。
寺田倉庫株式会社のグループ会社であるTERRADA ART ASSIST株式会社は10日、株式会社BH AUCTIONとアートオークション事業に関する業務提携を発表した。
トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)の企画公募プログラム「OPEN SITE」。Part 2では、居原田遥の企画による遠藤薫、花崎草、柳井信乃の3人展や、テス・マーティンによる個展が開催される。会期は1月11日~2月9日。
創業300年以上の日本酒の蔵元「沢の鶴」と13人のアーティストがコラボレーションした展覧会「“THE ART LABEL SAKE プロジェクト” supported by sawanotsuru」が、1月15日〜2月4日に伊勢丹新宿店メンズ館のギャラリースペース「ART UP」で開催される。アートラベルの日本酒の販売だけではなく、そのアート作品の展示販売も行われる。
2017年に渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで日本初の回顧展が行われ、多くの来場者を集めた写真家ソール・ライター。その第2弾「ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター」が1月9日に開幕した。膨大なアーカイブのなかから、前回は発掘されていなかった世界初公開となる作品や、豊富な資料を展示。写真家ソール・ライターの実像に迫る展覧会となっている。
日本を代表するアーティスト・コレクティブ「ダムタイプ」。その約18年ぶりとなる新作パフォーマンス《2020》が今年3月、ロームシアター京都で2日間にわたって上演される。これを前に行われた初の通し稽古で、ダムタイプメンバーが語ったこととは?
2018年秋、12年ぶりに劇場空間に復帰したダンサーの田中泯。今回、その際に披露された作品《―オドリに惚れちゃって!―「形の冒険」》が、「ムカムカ版」として進化し、池袋の東京芸術劇場で上演される。田中のダンスへの飽くなき追究と、革新的な身体美を堪能したい。上演期間は1月10日~16日。
最新の研究や技術を駆使し、レオナルド・ダ・ヴィンチによる絵画、彫刻、建築、工学系発明作品などを復元する「夢の実現」展が、1月26日まで代官山ヒルサイドフォーラムで開催されている。ダ・ヴィンチの実現できなかった夢を実現し、その絵画を本来の姿で見せる本展の見どころとは?
「対」で成り立つ日本や中国の絵画や工芸品に焦点を当てた展覧会「〈対〉で見る絵画」が、1月9日に根津美術館で開幕する。14世紀から19世紀にかけての「対」の作品を展示し、各幅の独立性や、対比のおもしろさに迫る展覧会となっている。
今年1月1日付で森美術館の新館長に就任した片岡真実が1月8日、日本記者クラブで会見を行った。そこで語られた日本の課題と今後のビジョンとは?
ライゾマティクスの個展「Rhizomatiks inspired by Perfume 2020」が、渋谷パルコ4階のPARCO MUSEUM TOKYOで開催される。本展は、世界的人気を集める3人組テクノポップユニット「Perfume」のステージ演出を手がけるライゾマティクスの技術と、これまで取得してきたPerfumeのデータを二次利用して制作された新作含む映像インスタレーションなどを紹介するもの。会期は1月11日~27日。
アメリカのトランプ大統領が、イランを攻撃する場合はイランの文化施設をも標的とする可能性について言及。これに対し、ゲティ財団が反対声明を発表するなど、懸念が広がっている。
『美術手帖』 2020年2月号の特集は「アニメーションの創造力」。編集長・望月かおるによる「Editor’s note」です。
2019年5月2日、ニューヨークの公園で1日限りのプロジェクトを行った作曲家・アーティストの蓮沼執太。「パブリック」と「プライベート」を緩やかなつなげる同プロジェクトを、記録映像や写真、音源、ドキュメントで再構築する個展「OTHER "Someone’s public and private / Something’s public and private”」が、東京・表参道のvoid+で開催される。会期は2020年2月1日〜29日。