2020.1.10

アートと日本酒との新しい可能性。「THE ART LABEL SAKE プロジェクト」が新宿伊勢丹「ART UP」で開催へ

創業300年以上の日本酒の蔵元「沢の鶴」と13人のアーティストがコラボレーションした展覧会「“THE ART LABEL SAKE プロジェクト” supported by sawanotsuru」が、1月15日〜2月4日に伊勢丹新宿店メンズ館のギャラリースペース「ART UP」で開催される。アートラベルの日本酒の販売だけではなく、そのアート作品の展示販売も行われる。

 

「沢の鶴」純米酒山田錦のアートラベル
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 創業300年以上の日本酒の蔵元「沢の鶴」と、様々なジャンルの13人のアーティストがコラボレーションした展覧会「“THE ART LABEL SAKE プロジェクト” supported by sawanotsuru」が、1月15日より伊勢丹新宿店メンズ館2階のメンズクリエーターズ内のギャラリースペース「ART UP」で開催される。

 本展は、各アーティストが慣れ親しんだ日本酒のラベルを目新しいデザインにすることで、日本酒の新しい側面を見せることを試みるもの。参加アーティストは、伊藤桂司、宇野亜喜良、永井博、根本敬、ヒロ杉山、溝渕珠能、三原康裕、師岡とおる、Brandon Breaux、Danté Carver、RUMINZ、Toyameg、NO COFFEE。

永井博 Time goes by...
ヒロ杉山 Open your eyes

 1717年、神戸・灘に創業した沢の鶴は近年、ヤンマーとコラボレーションして新しい酒米をつくるという「酒米プロジェクト」を立ち上げ。その結果であるXシリーズは、2018年と19年のグッドデザイン賞を受賞した。

 会期中には、そんな新たな挑戦を続ける沢の鶴の思いに共鳴したアーティストによるオリジナルの日本酒ボトルが限定販売。また、そのラベルに落とし込まれたアートワークの版画作品も展示販売される。日本酒とアートのコラボレーションに注目したい。