女性写真家のパイオニア、その挑戦と創造の軌跡。「山沢栄子 私の現代」が東京都写真美術館で開催
生誕120年を迎える女性写真家のパイオニア、山沢栄子。アメリカで写真を学んだ後「抽象写真」という独自の方法を確立したその活動を、アメリカ近代写真からの影響とあわせて紹介する展覧会「山沢栄子 私の現代」が、東京都写真美術館で開催される。会期は11月12日〜2020年1月26日。
生誕120年を迎える女性写真家のパイオニア、山沢栄子。アメリカで写真を学んだ後「抽象写真」という独自の方法を確立したその活動を、アメリカ近代写真からの影響とあわせて紹介する展覧会「山沢栄子 私の現代」が、東京都写真美術館で開催される。会期は11月12日〜2020年1月26日。
イスラエルを代表するコンテンポラリー・ダンス・カンパニーのバットシェバ舞踊団。振付家オハッド・ナハリンが、およそ30年にわたって務めたその芸術監督として最後の演出・振付を行った作品『Venezuela―ベネズエラ』が、彩の国さいたま芸術劇場で2020年3月13日〜15日に上演される。
青森県・弘前市にある吉野町煉瓦倉庫が改修され、現代美術館「弘前れんが倉庫美術館(英語名:Hirosaki Museum of Contemporary Art)」として2020年4月11日に開館する。これを前に、現地で工事中の建物が公開された。そこから見える、この美術館が目指す姿とは?(3月31日追記:新型コロナウイルスの影響で開館は延期となった)
10月20日までに終了する展覧会と今週スタートした展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップして紹介する。この機会をお見逃しなく。
これまで草間彌生、ニコラ・ビュフ、塩田千春らの作品が館内を彩ってきたGINZA SIX。11月5日から12月25日にかけては、フィンランドのアーティスト、クラウス・ハーパニエミによる新作のクリスマスアートが登場する。中央吹き抜けの作品のみ2020年2月下旬まで見ることができる。
今年で5年目を迎える大阪発の国際アートフェア「UNKNOWN ASIA Art Exchange Osaka」。10月25〜27日の3日間(25日は関係者およびVIPのみ)、大阪・梅田のグランフロント大阪で開催される。10ヶ国を越える国々から、過去最大規模となる290組の多彩なアーティストが参加する本フェアの見どころとは?
クリエイタースポーツブランドを掲げるアディダスが、クリエイティビティあふれるプレーで世界中の人々を魅了するラグビー・ニュージーランド代表「ALL BLACKS」をテーマとしたアートプロジェクト「#CreatorsUnite」をスタート。特設サイトでは、名和晃平や河村康輔、木梨憲武のほか、イラストや書道、グラフィティ、アートなど様々な分野で活躍するクリエイターによるアートワークを公開している。
空間を大きく変容させるインスタレーションなどで知られ、国内外で大きな注目を集める現代アートチーム・目(【mé】)。その美術館初個展「目 非常にはっきりとわからない」が、千葉市美術館で開催される。会期は11月2日〜12月28日。
森美術館で10月27日まで開催中の大規模個展「塩田千春展:魂がふるえる」。本展が、10月16日に入館者数が60万人を突破したことがわかった。
文化庁が所管する独立行政法人日本芸術文化振興会が、文化芸術活動を助成する「芸術文化振興基金」の要綱を改正。「公益性」を理由に助成取り消しが可能となる改正が行われた。
覆面アーティスト・バンクシーが、期間限定のオンラインショップ「Gross Domestic Product™」をオープン。10月28日(イギリス時間)までに購入希望商品1点を選び、情報を登録、質問に回答することで、抽選で作品を購入できる。
国内外の建築作品を手がけ、世界的な建築家として知られる安藤忠雄。そのポートフォリオ最新作『ANDO BOX Ⅵ』の発表にあわせ、銀座 蔦屋書店内のGINZA ATRIUMで展覧会「安藤忠雄―光を求めて」が開催される。会期は10月23日〜11月4日。
今年3月、「創作と対話」をテーマとして水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催された特別企画「アートセンターをひらく 第Ⅰ期」。同企画で1ヶ月の滞在制作や長期ワークショップを行った7名のアーティストによる新作の展示を軸に、アートセンターを対話の場や「第3の場所」として開くことを目指す「アートセンターをひらく 第Ⅱ期」が開催される。会期は10月26日~2020年1月26日。
青森の大地に根ざしたアートを探究する「青森EARTH2019:いのち耕す場所 −農業がひらくアートの未来」が青森県立美術館で開催されている。「農業」にまつわる12名の作家の作品を紹介し、農業からアートの未来を考える本展の会期は10月5日〜12月1日。
『美術手帖』が運営するアートのECサイト「OIL by 美術手帖」が、11月22日に渋谷パルコの2階に実店舗をオープンする。この実店舗は「Gallery」「Cafe」「Shelf」という3つの機能を持ち、アートと出会う新たな機会を提案する。
あいちトリエンナーレ2019に交付予定だった文化庁の補助金全額約7800万円が不交付となった問題について、宮田亮平文化庁長官が参議院予算予算委員会で初めて言及。不交付見直しの予定はないことを明言した。
長野県の北西部に位置する大町市を舞台に、2017年に初めて開催された「北アルプス国際芸術祭」。その2回目となる「北アルプス国際芸術祭2020」には目、淺井裕介、川俣正など約35組が参加し、デザイナーの皆川明がビジュアル・ディレクターを務める。会期は2020年5月31日~7月19日。
SBIアートオークションとクリエイティブエージェンシー「en one tokyo」が共催するアートオークション「Harajuku Auction」が10月26日に開催される。好評を博した昨年に引き続き、2回めの開催となるオークション。原宿という土地柄と相まった人気作の出品が予告されている。
映像、彫刻、ドローイング、インスタレーション、展覧会のキュレーションなど多様な活動を行う、フランスを代表する現代アーティストのカミーユ・アンロ。2013年の第55回ヴェネチア・ビエンナーレでは銀獅子賞を受賞したアンロによる日本初の大規模個展「蛇を踏む」が、初台の東京オペラシティ アートギャラリーで開幕した。会期は10月16日〜12月15日。
デザイナー・皆川明が設立したファッションブランド「ミナ ペルホネン」。2020年に25周年を迎える同ブランドのものづくりを紹介する展覧会「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」が、東京都現代美術館で開催される。会期は11月16日~2020年2月16日。