バンクシー作品から「自転車」が消える。なぜ?

今年10月、ノッティンガムの美容院の壁に出現したバンクシーの作品。この一部をなしていた自転車が撤去された。

バンクシーがノッティンガムの壁面に描いた作品と自転車

 今年10月にバンクシーが発表した、自転車のタイヤでフラフープをする少女。この作品の一部をなしていた、後輪がない自転車が撤去された。

 この作品はイングランドの中心部にあるノッティンガムの美容院の壁に描かれたもの。自転車はポールにつながれていていたが、この壁の所有者が撤去し、別の自転車を設置したという。The Nationalによると、このオーナーは「人々が幸せになるのを見たくてやっただけだ。交換してよかったと思っている。少なくともいまは誰かに盗まれても元のものは安全だ」と語っている。

 いっぽうの壁画については、ノッティンガム市議会がプラスチック製の透明なシートでカバーするなど、作品が破壊されないように保護する措置をとっている。

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