さいたま国際芸術祭2020、新型コロナで内容変更へ。「祝祭感あるイベント難しい」
本来であれば今年3月14日より行われるはずだった「さいたま国際芸術祭2020」。新型コロナウイルスの影響で開幕を延期してきたこの芸術祭が、内容を一部変更することがわかった。
本来であれば今年3月14日より行われるはずだった「さいたま国際芸術祭2020」。新型コロナウイルスの影響で開幕を延期してきたこの芸術祭が、内容を一部変更することがわかった。
若い世代が抱える閉塞感や退屈さを的確に表現する写真家の佐藤麻優子。その新作個展「繋がってください」が、東京・馬喰町のKiyoyuki Kuwabara AGで開催されている(〜7月18日)。新作では、自身のルーツである家族やそこで生まれた異性との距離感、その後の恋愛など、過去と現在を行き来するように、いまを生きるリアルな感覚をセルフポートレイト作品で展開するという。
銀座メゾンエルメス フォーラムで、オランダ・アムステルダムを拠点に活動する写真家、アーティストのシャーロット・デュマの展覧会「ベゾアール(結石)」が開催される。会期は8月27日〜11月29日。
新型コロナウイルスの影響で開館時期が延期となっていた角川武蔵野ミュージアムが、8月1日にオープン。同館の竣工記念展「隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生 ― 石と木の超建築」も開幕する(〜10月15日)。
ポケモン初となる現代美術アーティストとのコラボレーションプロジェクト「Daniel Arsham × Pokémon」。その展覧会「レリックス オブ カントー スルー タイム (Relics of Kanto Through Time)」が8月1日より、渋谷のPARCO MUSEUM TOKYOで開催される。
美術関係者らが、新型コロナウイルスによって影響を受ける美術分野への公的支援を求め、署名活動を開始した。今月にも文化庁に提出する。
新型コロナウイルスの影響で開館を延期してきた新宿のSOMPO美術館が、7月10日に開館することを発表した。
パフォーマンスアーティストとして知られるタニア・ブルゲラが、キューバ当局によって一時的に拘束されていたことがわかった。すでに釈放されている。
3月13日より臨時休館しているアメリカのメトロポリタン美術館が、8月29日に再開を予定していることがわかった。
展覧会からアーティストの衣装制作、マンガ執筆、楽曲の作詞まで多彩な活躍を見せる刺繍作家の有本ゆみこ。その刺繍作品展「よるのしじま」が、原宿のセレク トショップ「Lamp harajuku」で開催される(7月2日~31日)。本展では、4年ぶりの新作をお披露目する。
秋吉風人と田中和人の2人展「あれか、これか」が、東京・駒込のKAYOKOYUKIで開催される。会期は7月4日〜8月2日。
アイ・ウェイウェイは、ebayで販売したチャリティーマスクが約143万ドル(約1億5000万円)を売り上げたことを発表。利益は全額、国境なき医師団などに寄付するという。
神奈川県・箱根のポーラ美術館が、より新たなことに挑戦し続ける美術館でありたいという思いからヴィジュアル・アイデンティティ(VI)を刷新。新たなVIは、自然環境と文化/福祉への貢献を目的に多彩なデザインを行う長嶋りかこが手がけた。
凸版印刷が昨年開発した、印刷による複製技術「Refina Graphy」。同社は、和紙や金箔、金泥など日本の文化財の特徴である様々な質感を再現するこの技術を用いて、国宝《洛中洛外図屛風(舟木本)》の高品位複製を制作した。7月1日より、本複製が三越伊勢丹で販売される。限定10点。
アート・バーゼルが2度めの試みとして行ったオンライン・ビューイング・ルームが6月26日に終了。23万の訪問者数を記録した。
2013年より毎年開催されている国際的な写真祭「KYOTOGRAPHIE」が、運営資金の不足を賄うためにクラウドファンディングをスタートさせた。目標金額は1000万円。
新型コロナウイルスの影響で2月末より臨時休館してきた三井記念美術館が、7月1日に再開。開館15周年記念特別展「三井家が伝えた名品・優品」も開幕する。
6月2日に再開した世田谷美術館が「作品のない展示室」を公開。世界中で美術館本来のあり方が問われるなか、その空間や美術館の機能にフォーカスする。会期は7月4日~8月27日。
写真家・志賀理江子が、宮城県内のインディペンデントブックストアを支援するプロジェクト「Independent Bookstore Print Editions」を展開中だ。
東京・豊洲の「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」で、新たなパブリック・アート《空から降り注ぐ憑依する滝》が7月16日から公開。また、2020年秋までとしていた会期も2022年末まで延長される。