若き才能よ集え。「群馬青年ビエンナーレ2021」が作品募集を開始

1976年に始まった「群馬青年美術展」を引き継ぎ、91年以来隔年で開催されている全国公募の展覧会「群馬青年ビエンナーレ 2021」が、展示作品を現在募集している。応募締切は2021年1月19日。

群馬青年ビエンナーレ2019の会場風景

 1976年に始まった「群馬青年美術展」を引き継ぎ、91年から隔年で開催されてきた「群馬青年ビエンナーレ」が、作品募集を開始した。

 同ビエンナーレは、16歳から30歳までの若い世代を対象とした全国公募の展覧会。これまでの14回で大賞だけでなく入選作家も含め、数々の才能を発掘してきた。15回目となる今回は、審査員を荒木夏実(キュレーター/東京藝術大学准教授)、澤田知子(写真家)、鈴木ヒラク(アーティスト)、長谷川新(インディペンデントキュレーター)、鷲田めるろ(十和田市現代美術館館長)が担当。

群馬青年ビエンナーレ2019大賞受賞作品の赤松加奈《夕日の届くころ》(2018-2019)

 作品ジャンルは不問。賞金はそれぞれ、美術館買い上げとなる大賞(1点)100万円、優秀賞(1点)50万円、奨励賞(5点)10万円、ガトーフェスタ ハラダ賞(1点)は50万円(同社買い上げ)となる。

 応募締め切りは2021年1月19日(当日必着)。展覧会は、21年7月17日〜8月22日の会期で、群馬県立近代美術館を会場に行われる。意欲のあるアーティストは、応募資格など申し込み詳細を群馬県立近代美術館の公式ウェブサイトで参照のうえ、ぜひ応募してほしい。​

群馬青年ビエンナーレ2019の会場風景

編集部

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