EXHIBITIONS
小企画展「江戸から東京へ―浮世絵・近代版画にみる」
三菱一号館美術館で小企画展「江戸から東京へ―浮世絵・近代版画にみる」が開催されている。
同館の所蔵する幕末から昭和にいたる時期の浮世絵や新版画などは、三菱地所が資料として収集してきたもの。これらの作品は幅広い主題を網羅したというより、近代における丸の内周辺の景観の変遷に興味が絞られている。
江戸幕府から明治政府へと交代したことで、その居城であった江戸城をはじめとして周囲は大きく変化を蒙ることになった。丸の内には官庁街や練兵場が置かれ、次いで三菱へと払い下げられた。霞ヶ関、日比谷や銀座といった場所も文明開化のあおりを受け変化。本展では、そのような姿の反映された当時の版画で街の散策を楽しみながら、近代における都市の変貌を見ることができる展覧会となっている。
同館の所蔵する幕末から昭和にいたる時期の浮世絵や新版画などは、三菱地所が資料として収集してきたもの。これらの作品は幅広い主題を網羅したというより、近代における丸の内周辺の景観の変遷に興味が絞られている。
江戸幕府から明治政府へと交代したことで、その居城であった江戸城をはじめとして周囲は大きく変化を蒙ることになった。丸の内には官庁街や練兵場が置かれ、次いで三菱へと払い下げられた。霞ヶ関、日比谷や銀座といった場所も文明開化のあおりを受け変化。本展では、そのような姿の反映された当時の版画で街の散策を楽しみながら、近代における都市の変貌を見ることができる展覧会となっている。