コロナ禍で中堅作家を持続的に支援。3年目のTokyo Contemporary Art Awardが示した可能性
今回で第3回となる現代美術賞「Tokyo Contemporary Art Award」の受賞者が、写真家の志賀理江子とアーティストの竹内公太に決まった。3月21日、東京都現代美術館で開かれた受賞記念シンポジウムには、受賞者や選考委員が登壇。同賞のこれまでとこれからを語るとともに、受賞者からは、「賞の枠組みを超えるような能動的なアクションについて考えていきたい」との発言も飛んだ。
今回で第3回となる現代美術賞「Tokyo Contemporary Art Award」の受賞者が、写真家の志賀理江子とアーティストの竹内公太に決まった。3月21日、東京都現代美術館で開かれた受賞記念シンポジウムには、受賞者や選考委員が登壇。同賞のこれまでとこれからを語るとともに、受賞者からは、「賞の枠組みを超えるような能動的なアクションについて考えていきたい」との発言も飛んだ。
クマ財団の第4期奨学生41名によるオンライン展示会「KUMA EXHIBITION 2021」が開催される。会期は4月27日〜5月31日。
天王洲に拠点を置くKOTARO NUKAGAが、新たなスペースを六本木のピラミデビルにオープン。そのこけら落としとなるのは松山智一にとって国内では3年ぶりとなる個展だ。本展開催に際し、アメリカから帰国した松山と、ギャラリーオーナーの額賀古太郎が記者会見を行った。
コロナ禍による美術館の休館が続くなか、国際美術館会議(CIMAM)は近代・現代美術の専門家のあいだで知識と交流を促進し、危機的な時期に世界中の美術館の活動に注目してもらうための「Outstanding Museum Practices Award(傑出した美術館の実践賞)」を設立した。同賞の内容と意義とは?
神戸市の都心・三宮再整備 街中アートプロジェクトとして、「最果タヒと街の風景」が実施中。最果タヒの書き下ろしによる詩が、街中の仮囲い2ヶ所に10月まで展示されている。
品川にある旧原美術館の建物が5月24日から解体工事に入ることがわかった。
サザビーズのコンテンポラリーアート部門アジア地区統括を務めている寺瀬由紀が今年7月をもって退任。独立することが発表された。アレックス・ブランジックとマックス・ムーアが、それぞれ新たに設立されるモダン・コンテンポラリーアート部門アジア地区のチェアマンとコンテンポラリーアートセールス部長に就任する。
世界138の国と地域から4万人以上の美術館・博物館のエキスパートと3000以上の館が会員として登録する巨大組織「ICOM(国際博物館会議)」。その会長が、5月18日の「国際博物館の日」に際してメッセージを発信した。
新型コロナウイルスの影響により公演が中止となっていた、アーティスト・田村友一郎による初の劇場作品『テイストレス』。本作が6月27日に京都芸術劇場 春秋座(京都芸術大学内)で上演される。
アメリカのトランプ前大統領が昨夏提案した「National Garden of American Heroes」という計画が、ジョー・バイデン大統領によって破棄された。
東京・上野の東京藝術大学大学美術館 陳列館で、コロナ禍以降の「私たちの居場所」を10組のアーティストの作品を通して考えるグループ展「居場所はどこにある?」が開催。会期は6月1日〜6月20日。
毎年ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルスで開催されるアートフェア「フリーズ」が、2022年にソウルで新たなアートフェアを立ち上げることを発表した。
5月11日〜14日にニューヨークで開催された「21世紀美術」「20世紀美術」イブニングセールと3つのデイセールで、クリスティーズが合計約7億7270万ドル(約844億円)の売上高を記録した。パブロ・ピカソの《Femme assise près d'une fenêtre(Marie-Thérèse)》(1932年)は1億341万ドル(約113億円)で落札され、2年ぶりにオークションでは1億ドルを超えた作品となった。
5月20日の閉館が決まった東京・渋谷のアップリンク渋谷。最終日に1日限定でフランシス・ベーコンを描いた映画 『愛の悪魔 フランシス・ベイコンの歪んだ肖像 』が上映される。
政府与党が今年2月に国会に提出した出入国管理法などの改正案をめぐり、同法案に反対するアーティストたちに呼びかけ、滝朝子がウェブサイトを立ち上げた。
現代美術のアートフェア「ART OSAKA 2021」が、大阪・中之島の大阪市中央公会堂で開催される。会期は7月18日〜20日。
KAWSが「KAWS:HOLIDAY」の新たなアートプロジェクトとして「KAWS:HOLIDAY UNITED KINGDOM」を開催。キャラクター「コンパニオン」が熱気球となりイギリス・ブリストルの空を飛ぶ。
東急株式会社は、渋谷にある東急百貨店本店を2023年春以降に解体すると発表。これに伴い、隣接するBunkamuraも23年4月より長期休館する。
草間彌生が友人の医師・廣瀬輝夫に贈った11点の最初期作品が5月12日に合計約1523万ドル(約16億6600万円)で落札され、事前の予想落札価格880万ドルのほぼ2倍となった。
5月12日にニューヨークで開催された3つのイブニングセールで、サザビーズが約5億9700万ドル(約654億円)の総売上を記録。この数字は、同社前年同期のセールに比べて64パーセント増加している。