2021.10.28

アドビ、フォトショップでNFTマーケットプレイスと連携。デジタルコンテンツの来歴などが確認可能に

アドビがAdobe Photoshopに導入する「コンテンツ クレデンシャル(Content Credentials)」機能を発表した。OpenSeaやSuperRareなどのNFTマーケットプレイスと提携し、コレクターはデジタルコンテンツの作者や来歴などを確認できるようになる。

Adobe Photoshopのイメージ Photo by Onur Binay on Unsplash

 10月26日に開催された世界最大級のクリエイティブ カンファレンス「Adobe MAX 2021」で、アドビが一連の新たなコラボレーション機能やアップデートを発表した。

 そのうちもっとも注目されている新機能のひとつが、同社が主導する「コンテンツ認証イニシアチブ(Content Authenticity Initiative、CAI)」の一環として、Adobe Photoshopに導入する「コンテンツ クレデンシャル(Content Credentials)」機能だ。

 この機能は、デジタルコンテンツにその作者や来歴、編集内容、帰属を記載し、誰もがそれを確認できるようにするもの。クリエイターが自身のSNSプロファイルや仮想通貨ウォレットのアドレスを同機能に追加することで、自分が真の作者であることを表明することが可能となる。

 アドビは、NFTマーケットプレイスであるKnownOrigin、OpenSea、Rarible、SuperRareと提携し、コンテンツ クレデンシャル情報の表示を連動。これにより、コレクターはコンテンツと紐付けられた情報の信憑性を確認することができる。

 同社のバイス・プレジデントであるウィル・アレンは、この機能の紹介記事で次のような期待を寄せている。「デジタルコンテンツの来歴証明の普及への取り組みはまだ始まったばかりだが、今回の重要な節目を迎えられたことを祝福し、インターネットを横断してこの事業に熱心に取り組んでこられたすべての皆さんと喜びを共有したいと思う。オンラインで共有されるすべてのデジタルコンテンツにおいて、帰属表示が当たり前のように行われる未来が来ることを願っている」。

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