NEWS

常玉(サンユー)はなぜ馬を描いたのか? 《Chevaus(群馬)》が北京のオークションで競売へ

6月5日、北京のオークションハウス・華藝國際(ホリーズ・オークション)が近代・現代美術イブニングセールを開催する。同オークションでハイライトとして出品されるのが、中華系フランス人の画家・常玉(サンユー)の絵画《Chevaus(群馬)》(1932)だ。サンユーが馬を描いた背景や同作の魅力を紹介する。

NEWS / PROMOTION

草間彌生の大規模個展をバーチャルで鑑賞しよう。ドイツの美術館がウォークスルーを公開

ドイツ・ベルリンの美術工芸博物館「マルティン・グロピウス・バウ」が、現在開催中の草間彌生の大規模個展をデジタルコンテンツとして公開した。美術館の歴史的なアトリウムに出現した巨大な没入型のインスタレーション新作《A Bouquet of Love I Saw in the Universe》(2021)をはじめ、本展の全作品約300点を3Dバーチャル・ウォークスルーで体験できる。

NEWS / HEADLINE

パリの新現代美術館「ブルス・ドゥ・コメルス」がついにオープン。ピノー・コレクションが開放する自由とは?

パリの新しい現代美術館「ブルス・ドゥ・コメルス」が、今月22日にようやく開館した。安藤忠雄が手がけた文化遺産と現代美術が融合する空間で、現代アートコレクターのフランソワ・ピノーが世界から蒐集した1960年以降に制作された多様な作品に出会える。現在の所蔵約1万点からこけら落とし展のために厳選された作品をピックアップして現地からレポートする。

NEWS / REPORT

ジャック・ドーシーが支援。ドナルド・ジャッド設立の現代美術館が大規模修復プロジェクトを開始

ドナルド・ジャッドが1980年代に設立した現代美術館「チナティ・ファンデーション」が、いくつかの大規模な修復プロジェクトをスタートさせた。ジョン・チェンバレンの彫刻作品を常設展示する建物の修復のほか、アドベ壁の修復や草原の維持管理などでは、地域の若い女性たちを対象に職業訓練も行う。

NEWS / HEADLINE

ゴッホの顔を写真で“再現”。オランダの美術館が「Inventing Van Gogh」展を開催へ

19歳以降のポートレート写真が1枚も残されていないフィンセント・ファン・ゴッホ。その顔を“再現”したポートレート写真などを展示する展覧会「Inventing Van Gogh」が、オランダ・ズンデルトにある美術館「フィンセント・ファン・ゴッホ・ハウス・ズンデルト」で開催される。会期は8月14日〜12月5日。

NEWS / EXHIBITION

五木田智央の北米での初美術館個展。「Get Down」がダラス・コンテンポラリーで開催へ

近年、独自のカラーパレットを用いて多様な画題を描いている画家・五木田智央の北米での初美術館個展「Get Down」が、6月12日よりテキサスのダラス・コンテンポラリーで開催される。パステルカラーの作品に加え、コロナ禍によるロックダウン中に制作された未公開作品などが展示される。

NEWS / EXHIBITION

コロナ禍で中堅作家を持続的に支援。3年目のTokyo Contemporary Art Awardが示した可能性

今回で第3回となる現代美術賞「Tokyo Contemporary Art Award」の受賞者が、写真家の志賀理江子とアーティストの竹内公太に決まった。3月21日、東京都現代美術館で開かれた受賞記念シンポジウムには、受賞者や選考委員が登壇。同賞のこれまでとこれからを語るとともに、受賞者からは、「賞の枠組みを超えるような能動的なアクションについて考えていきたい」との発言も飛んだ。

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