映画美学校に新たなコース「ことばの学校」が開講。主任講師は佐々木敦

映画美学校に言語表現コース「ことばの学校」が7月28日から開講。佐々木敦が主任講師を務め、さまざまなジャンルで活躍する講師を招く。

映画美学校ウェブサイトより

 東京・渋谷の映画美学校の新たなコースとして、言語表現コース「ことばの学校」が開講される。

 主任講師は、音楽レーベル・HEADZ主宰、文学ムック『ことばと』編集長などを務め、音楽、演劇、映画といった幅広いジャンルで批評活動を行ってきた佐々木敦。言語表現の様々なジャンルや形式に触れ、「自分が自分だからこそ書ける言葉」を発見し、獲得することを目指す。

 同コースは基礎科、演習科の2つに分かれる。7月28日開講の基礎科では佐々木に加え、安藤礼二(文芸批評家、多摩美術大学図書館長・教授)、磯部涼(ライター)、宇野維正(映画・音楽ジャーナリスト)、小田原のどか(彫刻家・評論家)、五所純子(文筆家)、佐藤亜紀(作家)、滝口悠生(小説家)、高山羽根子(作家)、千葉雅也(作家・立命館大学大学院教授)、豊崎由美(書評家)、中原昌也(ミュージシャン・作家)、マーサ・ナカムラ(詩人)、星野太(美学、表象文化論)、細馬宏通(早稲田大学文学学術院教授)、山崎まどか(コラムニスト)の15名を講師に迎え、全20回の講義を行う。

 また2022年1月開講予定の演習科では、倉本さおり(書評家)、九龍ジョー(ライター、編集者)、西森路代(ライター)、矢野利裕(批評家、DJ)の4名の専任講師の直接指導により、自分の中に眠る「ことば」を構築する。

 基礎科は前回オンライン、演習科は対面とオンラインの併用を予定。また6月23日には、磯部涼、小田原のどか、高山羽根子、星野太、佐々木敦が出演するキックオフイベント「〈ことば〉と新たに出会うために」がオンラインで開催される。

編集部

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