コロプラの代表取締役社長・馬場功淳が2016年に設立した 「クマ財団」。次代を担う若手クリエイターの活動を支援・助成することを目的に、25歳以下の学生クリエイターを対象とした「クリエイター奨学金制度」の制定を主軸に、勉強会・交流会といったクリエイター同⼠が繋がる場の提供や、制作した作品の展示会など発表の場の提供を実施。コンテンツを⾃ら創作している者を「クリエイター」と定義し、幅広いジャンルでの創作活動を全般的に⽀援している。
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財団が主催する「KUMA EXHIBITION」は学生クリエイターを支援する「クリエイター奨学金」の給付を受けた奨学生の作品を一堂に展示する展覧会。現代美術、先端テクノロジー、エンターテイメントのほか、ジャンルの枠を超えた次なるクリエイティブシーンを一望できる展覧会で、毎年開催されてきた。
昨年の「KUMA EXHIBITION 2020」は新型コロナウイルスの影響で中止となったが、本年度はデジタル空間に展示会場を完全再現したオンライン展示会「KUMA EXHIBITION 2021」を特設ウェブサイトにて開催する。会期は4月27日〜5月31日。
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同展は、3月19日〜20日の2日間、清澄白河にある工場跡地にて特別内覧会を実施したもの。今回はその展示空間を丸ごとスキャンし、デジタル空間に完全再現した。
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出品するのは、クマ財団がサポートする第4期奨学生の41名。実際に展示された28作品は「Walk-through Gallery」から全作品アクセス可能で、内覧会に出展されなかった13作品は、初公開作品として「Online Theater」から見ることが可能だ。また、作品の基本情報とともに、作家本人による作品解説インタビューも公開されている。
出展者のなかでも、第69回東京藝術大学卒業・修了制作展で買上げ賞を受賞したファッションデザイナー・岡崎龍之介や、第24回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)を受賞した美術家・東弘一郎には注目が集まる。また、YouTubeで26万人の登録者を抱えるヒューマンビートボクサー・SHOW-GOの特別作品も会期中限定公開されるなど、多種多様なジャンルで活躍する若手クリエイターの作品が集結する。
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新世代のクリエイターが作り出す作品群。彼らの想いや未来のビジョンを体感してはいかがだろうか。