フランシス・ベーコン、肖像画に執着し続けたアーティスト

20世紀でもっとも重要なアーティストのひとりとされるフランシス・ベーコンの回顧展「フランシス・ベーコン:人間の存在」展がロンドンのナショナル・ポートレイト・ギャラリーでスタートした。肖像画専門の同ギャラリーならではの視点でポートレイトの名作を描き続けた巨匠とその作品、そして被写体となった人々にもスポットを当てながら深く掘り下げている。

文=坂本みゆき

展示風景より、《トリプティーク(三連作)5月から6月 1973年》(1973) 撮影=筆者

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