
エスパス ルイ・ヴィトン大阪で見る、シモン・アンタイの絵画実践
2013年に没後初めての回顧展がポンピドゥー・センターで開催され、評価が高まるハンガリー出身でフランスで活躍した抽象画家シモン・アンタイ。その回顧展「Folding」が、エスパス ルイ・ヴィトン大阪で始まった。会期は2024年2月4日まで。

2013年に没後初めての回顧展がポンピドゥー・センターで開催され、評価が高まるハンガリー出身でフランスで活躍した抽象画家シモン・アンタイ。その回顧展「Folding」が、エスパス ルイ・ヴィトン大阪で始まった。会期は2024年2月4日まで。

デザイナーとして知られる森田恭通による個展「In Praise of Shadows -ヴェルサイユ宮殿 森田恭通写真展」が、東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールで始まった。世界でもっとも知られている宮殿のひとつであるヴェルサイユ宮殿を、森田はどのように写真に収めたのか。

岐阜県高山市の重要文化財・日下部家住宅を活用した日下部民藝館で、メディアアーティスト落合陽一の個展「ヌル即是計算機自然:符号化された永遠, オブジェクト指向本願」が始まっている。

9月15日から19日まで行われていたロンドン・ファッション・ウィークにあわせて、デザイン・ミュージアムでは「レベル:30イヤーズ・オブ・ロンドンファッション」がスタートした。これは英国ファッション協会が若い才能を支援するためのプログラム「ニュージェン」設立30周年の節目を記念して、そこでデビューしたデザイナーたちを紹介するエキシビションだ。またその最初のひとりであるアレキサンダー・マックイーンのコーナーもあり、彼の初期のデザインを間近にみられる非常に貴重な機会ともなっている。会期は2024年2月11日まで。

石川県珠洲市を舞台として開催される芸術祭「奥能登国際芸術祭2023」が9月23日〜11月12日の会期でスタートした。3回目の開催となる今年は、14の国と地域から59組が参加。第1回目からの常設を含め、珠洲市内にあわせて60点の作品が展開されている。

2021年に開催された新たな国際芸術祭「東京ビエンナーレ」。その2回目が東京都心の北東部を舞台にスタートした。その見どころを総合ディレクター・中村政人の言葉とともに紹介する。

名古屋市美術館で現代美術家・福田美蘭の個展、特別展「開館35周年記念 福田美蘭―美術って、なに?」が開幕。絵画という伝統的なメディアを使ってイメージの蓄積を表現する、その活動を明らかにする展覧会となっている。会期は11月19日まで。

混浴温泉世界実行委員会がが昨年スタートさせたアートプロジェクト「Alternative-State」。その新作が披露された。

自身の名を冠したブランド「JW アンダーソン」を率いるとともに、「ロエベ」のクリエーティブ・ディレクターも務めるファッションデザイナー、ジョナサン・アンダーソン。アートへの深い造詣でも知られる彼がキューレーションするエキシビション「オン・フット」が、現在ロンドンのギャラリー、オファー・ウォーターマンで開催されている。会期は10月28日まで。芸術とファッション、そしてロンドンの街が交差する、ユニークで興味深い展示となっている。

東京・六本木の国立新美術館で、20世紀後半のファッションを牽引したデザイナー、イヴ・サンローランの40年にわたるクリエイションの歴史を、ルック110体とアクセサリー、ドローイング、写真など262点を組み合わせて明らかにする展覧会「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」が開幕。会期は12月11日まで。

東京・八重洲の新たなアートセンター「BUG」で、こけら落としとなる雨宮庸介の個展「雨宮宮雨と以(あめみやきゅうとい)」がスタートした。会期は10月30日まで。

青森・十和田の十和田市現代美術館のサテライト会場「space」とほか3会場で、アーティスト・三野新の個展「外が静かになるまで」が開催中。三沢市でのリサーチをもとに書き下ろした戯曲を展開。会期は12月17日まで。

神戸にある横尾忠則現代美術館で、「横尾忠則の不思議の国」が始まった。本展は、横尾作品の「不思議」な部分に焦点をあて、現実の延長にあるもうひとつの世界をルイス・キャロル作『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』になぞらえて紹介するものだ。会期は12月24日まで。

日本を代表する建築家であり、島根県芸術文化センター「グラントワ」の設計者である内藤廣。その過去最大規模の個展「建築家・内藤廣/Built と Unbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」が同センター内・島根県立石見美術館でスタートした。会期は12月4日まで。

2020年に北陸3県を舞台に始動した芸術祭「GO FOR KOGEI」。先の2回に比べ、現代アートに向かってかなり大きく舵を切った印象の第3回をレポートする。

和歌の伝統技法「本歌取り」を日本文化の本質的営みととらえ、自身の作品制作に援用してきた杉本博司。2022年に姫路市立美術館で行われた「本歌取り」展が、渋谷区立松濤美術館で「杉本博司 本歌取り 東下り」として開幕を迎えた。会期は11月12日まで。

昨年初開催され、約32万人を動員した下北沢のアートフェスティバル「ムーンアートナイト下北沢」。その第2回が開幕した。会期は10月1日まで。

ローマのカピトリーノ美術館の所蔵品を中心に、ローマ建国から近代までその歴史と芸術を紹介する展覧会「永遠の都ローマ展」が東京都美術館でスタートした。同館と日本の関係も紹介された本展の見どころをレポートする。

東京・上野の東京国立博物館で特別展「京都・南山城の仏像」が開幕。京都の最南部、南山城(みなみやましろ)の古刹に伝わる仏像が一堂に会している。会期は11月12日まで。

パリを舞台に活躍したフランスの画家、モーリス・ユトリロ(1883〜1955)。その画歴のなかでもとくに傑作とされる作品が多い「白の時代」に焦点を当てた展覧会が横浜高島屋ギャラリーで開催されている。会期は10月2日まで。