
「やんばるアートフェスティバル 2024-2025」開幕レポート。土地の豊かさがつくった芸術祭
沖縄県北部地域(通称:やんばる)を舞台とした芸術祭「やんばるアートフェスティバル 2024-2025」が開幕した。会場の様子をレポートする。

沖縄県北部地域(通称:やんばる)を舞台とした芸術祭「やんばるアートフェスティバル 2024-2025」が開幕した。会場の様子をレポートする。

滋賀県立美術館で写真における「ブツドリ(物撮り)」に焦点を当て、「モノ」を撮影することについて深掘りする展覧会「BUTSUDORI ブツドリ:モノをめぐる写真表現」がスタートした。会期は3月23日まで。

菊池寛実記念 智美術館で、「菊池コレクション 現代陶芸のすすめ」展が始まった。1970年代から80年代の作品を中心に、日本の現代陶芸における革新と多様性を紹介する内容だ。会期は5月6日まで。

谷口吉生による美術館建築の代表例として知られる豊田市美術館。同館で美術家・玉山拓郎の大規模個展「玉山拓郎: FLOOR」が始まった。

豊田市美術館とともに1995年に開館した「髙橋節郎館」が、1年の改修工事を経てリニューアルオープンを迎えた。

イタリアのマニエリスム初期の代表的な画家パルミジャニーノの大作《聖ヒエロニムスの幻視》が10年ぶりにロンドンのナショナル・ギャラリーで公開された。

24年6月に渋谷教育学園の敷地内に開館したUESHIMA MUSEUMが、新たに渋谷区千駄ヶ谷でUESHIMA MUSEUM ANNEXをオープンさせた。

インドネシア・バンドンを拠点にしている今津景の大規模個展「タナ・アイル」が、東京オペラシティ アートギャラリーで始まった。日本とインドネシアのふたつの土地に根ざした経験と思考が反映された今津の作品を通じ、鑑賞者に自らの「生きる場所」を再考するきっかけを提供している。

蜷川実花の過去最大規模の関西個展「蜷川実花展 with EiM:彼岸の光、此岸の影」が、京都市京セラ美術館で始まった。会期は3月30日まで。

パナソニック汐留美術館で、建築家ル・コルビュジエにおける後期の絵画芸術に注目する初の展覧会「ル・コルビュジエ―諸芸術の綜合 1930-1965」がスタートした。会期は3月23日まで。 ※本展は、ル・コルビュジエ財団の協力のもと開催される。

ロンドンを拠点に活動するアーティスト・foxco(フォクスコ)の最大規模の展覧会「The Longest Night (ザ ロンゲスト ナイト)」が、東京・青山のスパイラルガーデンで開催されている。会期は1月19日まで。

皇居三の丸尚蔵館で、新年を飾る展覧会「瑞祥のかたち」が開催中だ。会期は3月2日まで。

東京・天王洲の寺田倉庫G1ビルで、デジタルアートを通して浮世絵に親しめるイマーシブ・ミュージアム「動き出す浮世絵展 TOKYO」が開催されている。会期は2024年12月21日〜2025年3月31日。

風景画の可能性を拡張し続けるアーティストの小西真奈。初期の代表作と近作・最新作が会した、自身初となる美術館での大規模な個展「Wherever」が府中市美術館で2月24日まで開催中だ。

沖縄・伊江島で米軍に対する非暴力の土地闘争を牽引した阿波根昌鴻(あはごん・しょうこう、1901〜2002)の写真展「阿波根昌鴻 人間の住んでいる島」が、東京工芸大学 写大ギャラリーで2025年1月31日まで開催されている。企画構成は小原真史(東京工芸大学准教授)。11月20日に実施された比嘉豊光(写真家)、港千尋(写真家・多摩美術大学教授)、小原真史によるトークイベント「阿波根昌鴻の記録と抵抗」からの言葉も交えて同展をレポートする。

根津美術館が新たに所蔵した《高野切》(重要文化財)の初公開とともに、平安から鎌倉時代のすぐれた筆跡の断簡である「古筆切」を紹介する展覧会「古筆切 ―わかちあう名筆の美」が始まった。成り立ちから名称の由来まで、多様な切り口で見せる内容は、なじみのない人にもその魅力に近づけるきっかけをくれる。※画像はすべて美術館の許可を得て撮影

村上隆の個展「ジャパニーズ・アート・ヒストリー・ア・ラ・タケシ・ムラカミ」が、ロンドンのガゴシアン・ギャラリーで開催中(〜2025年3月8日)だ。今年9月まで京都市京セラ美術館にて行われていた「村上隆 もののけ 京都」で展示された大作《村上隆版 祇園祭礼図》や《洛中洛外図屏風 岩佐又兵衛RIP》を筆頭に、新作を含む合計18作品を並べている。その様子を現地からレポートする。

太田記念美術館で、江戸時代の食文化の魅力を紹介する展覧会「江戸メシ」が2025年1月5日よりスタート。開幕に先駆けて、会場の様子をレポートする。

大阪中之島美術館で、チューリッヒを拠点に活動した日本人芸術家の吉川静子と、そのパートナーであり、スイスを代表するグラフィックデザイナー、タイポグラファーであるヨゼフ・ミューラー=ブロックマンの軌跡をたどる大回顧展「Space In-Between:吉川静子とヨゼフ・ミューラー=ブロックマン」がスタートした。会期は2025年3月2日まで。

大阪中之島美術館で、江戸時代末期に活躍した浮世絵師・歌川国芳の画業を紹介する大規模な展覧会「歌川国芳展 ―奇才絵師の魔力」がスタートした。会期は2025年2月24日まで。