
マイノリティ、公平性、合意について。「芸術実践と人権」をテーマとした連続プログラムが京都で開催
2018年8月〜19年1月にかけ、京都各所で連続プログラム「芸術実践と人権-マイノリティ、公平性、合意について」が開催される。このプログラムは、アートの現場で働く人、今後アートマネジメントに関わろうと考える人、この問題に関心を持つ人が、「LGBTQをはじめとするマイノリティの社会包摂を視野に入れたアートマネジメント」を学ぶ場を提供しようとするものだ。

2018年8月〜19年1月にかけ、京都各所で連続プログラム「芸術実践と人権-マイノリティ、公平性、合意について」が開催される。このプログラムは、アートの現場で働く人、今後アートマネジメントに関わろうと考える人、この問題に関心を持つ人が、「LGBTQをはじめとするマイノリティの社会包摂を視野に入れたアートマネジメント」を学ぶ場を提供しようとするものだ。

唐時代、「顔法」と称される特異な筆法によって、後世にきわめて大きな影響を与えた政治家・書家の顔真卿(がんしんけい)。その人物像や書の本質に迫る展覧会「顔真卿 王羲之を超えた名筆」が東京国立博物館で2019年1月16日にオープンする。開催に先立ち開かれた7月26日の記者発表会で、その詳細が明らかになった。

チェンバリスト・大塚直哉によるレクチャー・コンサート・シリーズ「音楽と美術の幸せな結婚」が、東京・大手町のよみうり大手町ホールで開催される。第2回となる今回は、漫画家/随筆家のヤマザキマリとともに「ルーヴル美術館展」を考察。名画と音楽における「肖像」をめぐるトークが繰り広げられる。大塚による18世紀のフランス音楽の演奏も必聴だ。開催日時は8月6日19:00。

わずか27年の短い生涯で、美術史にその名を刻んだジャン=ミシェル・バスキア。その活動初期の姿を鮮やかに描き出すドキュメンタリー映画『BOOM FOR REAL:THE LATE TEENAGE YEARS OF JEAN-MICHEL BASQUIAT』(原題)が12月より、恵比寿ガーデンシネマほかにて全国順次公開される。

ニューヨークを拠点に、自由に、退廃的に生きる自分や友人たちの姿を撮影してきたライアン・マッギンレーが、このたび新作となるヌード写真のシリーズを発表。作品はニューヨークのチーム・ギャラリーで開催中(〜9月29日)の個展で展示されている。

《麗子像》などで知られる日本近代洋画を代表する画家、岸田劉生。38歳という若さでこの世を去った岸田の画業を追う展覧会が、豊橋市美術博物館にて開催されている。会期は9月2日まで。

画家・佐藤純也が個展「1つ覚えて、8つ忘れる」で新作を発表する。新作は、SNS中心の現代社会への疑念を出発点として制作されたグレイッシュなもの。これまでカラフルな絵画を発表してきた佐藤の、新しい試みに注目が集まる。会場は東京・上目黒の青山目黒にて、会期は7月28日~8月25日。

『サマーウォーズ』『バケモノの子』などで知られ、最新作『未来のミライ』が公開中の映画監督・細田守と、同監督作品に舞台として登場したこともある東京国立博物館で研究員を務める松嶋雅人の対談が8月6日、銀座 蔦屋書店にて開催される。

現代フランス哲学、芸術学、映像論の研究者・福尾匠が、自身初となる著書『眼がスクリーンになるとき ゼロから読むドゥルーズ「シネマ」』(フィルムアート社)を7月26日に刊行する。本書は、映画とは何かを論考したジル・ドゥルーズの伝説的著作『シネマ』の内容を紐解き、「たんに見る」ことの難しさと創造性に迫るもの。

宮島達男、ダレン・アーモンド、森万里子によるグループ展が、東京・谷中のSCAI THE BATHHOUSEで開催される。会期は8月28日〜9月15日。

NHK Eテレの人気番組「びじゅチューン!」と東京・上野の東京国立博物館のコラボレーション展覧会「親と子のギャラリー トーハク×びじゅチューン! なりきり日本美術館」が開幕。同館所蔵作品をテーマにした「びじゅチューン!」の楽曲をもとに、インタラクティブな演出で作品を紹介する展覧会だ。大人と子供が一緒に楽しめる本展の見どころをお届けする。

「台湾写真表現の今 〈Inside / Outside〉」展が、上野の東京藝術大学大学美術館陳列館で開催される。本展は、台湾の写真家8名を紹介するもの。会期は9月14日〜9月29日。

東京都とトーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)は、新たな現代美術の賞「Tokyo Contemporary Art Award 2019-2021」を創設、7月17日より募集をスタートした。その概要を紹介する。

「悪」とされる人々を描いた作品に焦点を当て、「悪」の背景に迫る展覧会「悪人か、ヒーローか」展が東京・駒込の東京文庫ミュージアムで開催されている。会期は9月5日まで。

毎年秋、東京・池袋各所で開催されてきた舞台芸術祭「フェスティバル/トーキョー」の記者会見にて、今年のプログラムが発表された。11回目を迎える今年、新たなディレクターに長島確、共同ディレクターに河合千佳が就任した。F/T18のテーマは「脱ぎすて跨ぎ越せ、新しい人へ」。そこに込められた意味とは。

西日本豪雨を受け、岡山・倉敷の大原美術館が8月4日、美術館ならびに関連施設である倉敷考古館、倉敷民芸館、「語らい座 大原本邸」の無料開放を行う。各会場では義援金も募るという。

フランス・パリのポンピドゥー・センターで、視覚メディアとサウンドメディアの領域を横断する電子音楽家にしてビジュアル・アーティストの池田亮司による個展「continuum」が開催されている。本展のために制作された2つの新作インスタレーションで、池田は何を表現するのか? 同館ニューメディアコレクション主任学芸員キュレーターのマルチェラ・リスタに聞いた。

美術ジャーナリストであると同時に美術家としても活動する村田真の個展「上の空」が東京・西麻布のSNOW Contemporaryで開催されている。会期は8月11日まで。

美術家・スクリプカリウ落合安奈の個展が、東京・外神田のBambinart Galleryで開催される。落合は、現在東京藝術大学大学院グローバルアートプラクティス専攻に在学中。本展では、2016年の学部卒業時に首席・買上となった「明滅する輪郭」シリーズの新作を発表する。会期は8月25日〜9月9日。

幼児から大人まで幅広い層に人気のテレビ番組「びじゅチューン!」で知られる作家、井上涼の展覧会「夏休み!オバケびじゅチュ館」が鹿児島県霧島アートの森で9月2日まで開催中。本展のために制作した新作を含め、映像・平面・立体・インスタレーションなど約30点が展示されている。