
映画に託された夢をフィルム片から抽出する。ポーラ美術館で「平川祐樹―映画の見る夢」が開催
映像を主軸として、場所・ものに宿った時間がテーマの作品を制作する平川祐樹。新作「Nitrate Dreams」シリーズ全3作品をポーラ美術館で日本初公開する。会期は2018年9月30日~12月2日。

映像を主軸として、場所・ものに宿った時間がテーマの作品を制作する平川祐樹。新作「Nitrate Dreams」シリーズ全3作品をポーラ美術館で日本初公開する。会期は2018年9月30日~12月2日。

ウィーン世紀末を代表する画家であるグスタフ・クリムトの展覧会「クリムト展 ウィーンと日本 1900」が2019年4月23日から7月10日まで上野・東京都美術館で、その後7月23日から10月14日の会期で豊田市美術館にて開催されることが発表された。展覧会には日本の展覧会としては過去最大級となる油彩画約20点などが集結するという。

オークション大手のクリスティーズが2018年上半期の総売上高を公表した。売上高はドルベースで前年同期から35パーセント増の40億ドル(約4424億円)となり、クリスティーズの半期売上総額の史上最高額を樹立した。

あいちトリエンナーレ実行委員会は、多角的な視野で「展覧会」に関わる人材を育成するための人材育成プログラム「展覧会の体験をデザインする」を開講。講師を服部浩之(インディペンデント・キュレーター )と会田大也(ミュージアム・エデュケーター)が務める。応募の締め切りは8月12日(16:00)。

ドイツで誕生した芸術学校・バウハウスの今日的意義を再考する国際プロジェクト「bauhaus imaginista(創造のバウハウス)」の一環として、「バウハウスへの応答」展が京都国立近代美術館で開催される。会期は8月4日〜10月8日。

国内外1992組による応募が集まった2018年度の「写真新世紀」から受賞者が発表された。受賞者展は東京都写真美術館にて10月27日〜11月2日に開催、グランプリは11月2日の公開審査会にて決定する。

「アピチャッポン・イン・ザ・ウッズ 2018」が、東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムで開催される。本企画は、タイの映画監督でアーティストの、アピチャッポン・ウィーラセタクンの代表作を再上映するもの。現在制作中という次回作『MEMORIA』公開を前に、その軌跡を辿りたい。上映期間は8月11日〜9月7日。

2018年8月7日、東京都写真美術館で志賀理江子が作品撮影会を実施。撮影された写真は、2019年3月から同館にて開催の「志賀理江子 ヒューマン・スプリング」展に出展される。

エコール・ド・パリを代表する画家・藤田嗣治の没後50年を迎え、その初期作品から晩年までの画業を追う過去最大規模の展覧会「没後50年 藤田嗣治展」が上野・東京都美術館で開幕した。その見どころをお届けする。

20世紀の美術にもっとも影響を与えた芸術家マルセル・デュシャンと日本美術を比べる展覧会が東京国立博物館で開催される。デュシャンの代表作を紹介するとともに、日本美術に対する新たな価値観を提案するという世界ではじめての試み。会期は2018年10月2日~12月9日。

物語性のある大規模な彫刻作品やインスタレーションを手がけるチェコの作家、アレナ・マチェイカの日本初となる個展が富山市ガラス美術館で開催されている。会期は2018年9月3日まで。

ウィリアム・モリスのデザインを中心に、イギリス有数の壁紙会社・サンダーソン社が所蔵する貴重な壁紙や版木など約130点を日本で初めて紹介する展覧会「サンダーソンアーカイブ ウィリアム・モリスと英国の壁紙展―美しい生活を求めて」が群馬県立近代美術館にて開催中だ。会期は7月7日〜8月26日。

「越後妻有地域の雪」をテーマに、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」と連携した展覧会「金氏徹平 - Summer Fiction」が東京・代官山のアートフロントギャラリーにて開催される。会期は2018年8月3日〜9月9日。

いわさきちひろが生誕100年を迎えた今年、東京と長野県・安曇野のちひろ美術館では「Life」をテーマに、様々な分野の作家コラボレーション展覧会を年間を通して企画している。夏休み期間の2018年7月28日〜10月28日は、アートユニット・plaplaxが「あそぶ」をキーワードに、体験型の作品を発表する。

首相官邸が設置している「日本の美」総合プロジェクト懇談会。この会合のなかで、2020年の開催に向けて「日本博」構想を進める指示が安倍晋三首相よりなされた。この「日本博」とはどのようなものなのか?

10月4日、サザビーズニューヨークで開催されるオークションに、故ロビン・ウィリアムズとその元妻マーシャのコレクションが出品されることがわかった。

YCC ヨコハマ創造都市センターが、アートプログラム「YCC Temporary」の第6弾として、世界的に知られるアーティスト・グループ「ダムタイプ」による過去のパフォーマンス作品《pH》(1990~95)および《S/N》(1994〜96)の記録映像の特別上映を行う。上映期間は9月7日〜9日の3日間。

『高野聖』など、幻想文学の代表的な作家として知られる泉鏡花。その作品に登場する女性を球体関節人形として表現した作品を展示する「文豪・泉鏡花×球体関節人形 ~迷宮、神隠し、魔界の女~」展が、東京・弥生美術館にて開催中。会期は2018年9月24日まで。

「地上に存在することは、それ自体、祝福であるのか」をテーマに、光、空気、風、水、重力などを用いた作品を制作してきた内藤礼。その内藤が制作の根源のひとつとしてきた「光」のアプローチの境地となる、過去最大規模の個展が7月28日より水戸芸術館現代美術ギャラリーでスタート。展覧会の様子を作家の言葉とあわせて紹介する。

滋賀県内唯一の公立である、滋賀県立近代美術館。1984年8月に開館した同館は、既存の建物の改修と新棟を建設して「新生美術館」(呼称)を2020年の開館で計画してきた。しかし7月25日に行われた県議会7月定例会議にて、同計画の凍結が発表された。