
世界文化賞の受賞会見が開催。彫刻部門のオラファー・エリアソン「芸術は言語であり空間を提供するもの。そして空間は人と出会う場だ」
1988年に設立され、世界の優れた芸術家に贈られる「高松宮殿下記念世界文化賞」。その第34回の受賞者が記者会見を行った。

1988年に設立され、世界の優れた芸術家に贈られる「高松宮殿下記念世界文化賞」。その第34回の受賞者が記者会見を行った。

故・坂本龍一と高谷史郎(ダムタイプ)のコラボレーションによるシアターピース『TIME』が2024年、日本で初公演を迎える。

東京・新宿のSOMPO美術館で、同館を象徴する《ひまわり》を起点にフィンセント・ファン・ゴッホと西洋絵画の巨匠たちの静物画を紹介する展覧会「ゴッホと静物画―伝統から革新へ」展が開幕した。会期は2024年1月21日まで。

日本を代表するブックフェアである「TOKYO ART BOOK FAIR」。その第13回が、11月23日〜26日の4日間にわたり、東京都現代美術館で開催される。今年は、国内外から約300組の独創的なアートブックを制作する出版社、ギャラリー、アーティストらが参加。

村上隆の国内8年ぶりとなる個展「村上隆 もののけ 京都」が京都市京セラ美術館 東山キューブで開催される。会期は2024年2月3日〜9月1日。

写真をはじめ、彫刻、インスタレーション、演劇、執筆、造園などの幅広い活動で知られる美術作家、杉本博司。彼の写真作品に特化したエキシビション「Hiroshi Sugimoto: Time Machine(杉本博司:タイムマシーン)」がロンドンにあるヘイワードギャラリーで開幕した。大型カメラを用いた写真作品の数々が放つオーラが、同ギャラリーの巨大なコンクリートの空間を満たした力強い展覧会となっている。会期は2024年1月7日まで。

ワシントンD.C.にあるスミソニアン国立アジア美術館が同館開館100年を記念し、キヤノン、京都文化協会とともに所蔵する日本美術の名品の高精細複製品を制作。京都の建仁寺で披露した。会期は11月3日まで。

鉄を主な素材に、素材本来の硬質感や彫刻の概念から解放されたような作品を発表してきた青木野枝の個展「光の柱」が、千葉の市原湖畔美術館で開幕。高さ9メートルにおよぶ新作を含む会場の様子をレポートでお届けする。会期は2024年1月14日まで。

日本を代表する美術家として世界的な評価を受ける奈良美智。自身の出身地である青森県での大規模個展となる「奈良美智: The Beginning Place ここから」が、青森県立美術館で開幕した。会期は2024年2月25日まで。

エルメス財団によるアートにおけるエコロジーの実践を問う展覧会「エコロジー:循環をめぐるダイアローグ」のダイアローグ1として、「『新たな生』 崔在銀」展が銀座メゾンエルメスフォーラムで開幕した。会期は2024年1月28日まで。

大丸松坂屋百貨店が2022年1月に運営を開始した、現代美術に特化したウェブメディア「ARToVILLA -アートヴィラ-」が主催する展示販売会「ARToVILLA MARKET Vol.2」が京都・五条富小路の「FabCafe Kyoto」で開催。キュレーターに山峰潤也、会場設計に建築家・佐野文彦を迎えた展示販売会となる。会期は10月27日〜30日。

アートやファッションなど、多方面で活躍する新進気鋭のアーティストたちによる祭典「P.O.N.D. 2023 Dialogue/新しい対話に、出会う。」が東京・渋谷の渋谷PARCOで開幕した。会期は10月23日まで。

東京・天王洲のギャラリーYUKIKOMIZUTANIでnomocoの個展「Organising Chaos」が開催。ロンドンで培った色彩感覚と日本人として持ち合わせた美的感覚が生み出す、数々の作品と癒しの空間が展開される。会期は10月21日〜11月11日。

沖縄を拠点にその現在を撮り続ける写真家・石川真生(いしかわ・まお)。その大規模個展「石川真生 ー私に何ができるかー」が、東京・初台の東京オペラシティ アートギャラリーで開幕した。会期は12月24日まで。

東京・麻布台のRIKKA GALLERYでHUGO YOSHIKAWAとファニチャーブランド「Paola Lenti」がコラボレーションした個展「OUTSIDE INSIDE」が開催される。会期は10月20日〜11月3日。

今週開幕・閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

京都・四条河原町のシンボルである髙島屋京都店が10月17日、増築された専門店ゾーン「T8」とあわせて「京都髙島屋S.C.」として新たなスタートを切る。その5〜6階の2フロアを占める京都 蔦屋書店に注目だ。

10月11日、20周年を迎えるイギリスのアートフェア「フリーズ・ロンドン」が開幕した。また、第11回目のフリーズ・マスターズも同時に開催されており、合計約300のギャラリーが参加するふたつのフェアを現地からレポートする。

現代作家・豊嶋康子の美術館における初の大規模個展「豊嶋康子 発生法──天地左右の裏表」が東京都現代美術館で開催される。会期は12月9日〜2024年3月10日。

世界でもっとも大きな成功を収めているラグジュアリーブランドのひとつ、シャネル。その創始者であるガブリエル・シャネルの半世紀以上に渡る功績を振り返る「Gabrielle Chanel. Fashion Manifesto(ガブリエル・シャネル ファッション・マニフェスト)」が、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で開催中だ。パリとロンドンの美術館・博物館の所蔵品を集結し、圧倒的な展示数を誇るファッションのエキシビションであるとともに、貴重な資料を展示しながら、長年議論が絶えなかった戦中の彼女のエピソードも包み隠さずに伝えているのが興味深い。また会期は来年2月25日までながらも、開催の数週間後にはすべてのチケットがソールドアウトになるなど、数多くの話題を振りまいている。