
まさに日本美術の「実物教科書」。やまと絵の歴史が一堂に会する東博の特別展「やまと絵―受け継がれる王朝の美―」
東京・上野の東京国立博物館で、日本美術の中心的主題である「やまと絵」の系譜をたどる特別展「やまと絵―受け継がれる王朝の美―」が開幕。会期は12月3日まで。

東京・上野の東京国立博物館で、日本美術の中心的主題である「やまと絵」の系譜をたどる特別展「やまと絵―受け継がれる王朝の美―」が開幕。会期は12月3日まで。

江戸から明治へと移り変わる激動の19世紀において、日本絵画の伝統を受け継ぎながら新たな表現へ挑戦した絵師たち。そんな幕末〜明治期に個性的な作品を描いた絵師や変革を遂げた画派の作品に着目する展覧会「激動の時代 幕末明治の絵師たち」が、東京・六本木のサントリー美術館で始まった。会期は12月3日まで(会期中展示替えあり)。

アーティスト、建築家、科学者など、領域横断的なアプローチからテクノロジーと人類との関係を探る「DXP(デジタル・トランスフォーメーション・プラネット) ―次のインターフェースへ」展が金沢21世紀美術館で開幕した。会期は2024年3月17日まで。

近代のグラフィックデザイン、およびDTPが主流となった1990年代以降のデザインを、文字とデザインの関係から紐解いていく企画展「もじ イメージ Graphic 展」が東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催される。会期は11月23日〜2024年3月10日。

2020年、SOMPO美術館移転後の開館特別企画展として予定されていた「ゴッホと静物画―伝統から革新へ」展がいよいよ開催される。会期は10月17日~2024年1月21日。

富山県黒部市の黒部市美術館でアーティストユニット・キュンチョメの個展「魂の色は青」が開幕。すべてが海で制作された新作により構成された展覧会となっている。会期は12月17日まで。

「京都市美術館開館90周年記念展 竹内栖鳳 破壊と創生のエネルギー」が、10月7日に京都市京セラ美術館で開幕した。近代の京都画壇でもっとも大きな影響を与えた画家・竹内栖鳳の画業を振り返る本展をレポートする。

さいたま市を舞台に3年に一度開催されている「さいたま国際芸術祭」。その3回目となる「さいたま国際芸術祭2023」の幕が開けた。アートチーム目[mé]がディレクションするメイン会場を中心に、その見どころをお届けする。

初開催となった昨年は3日間で3万人を動員した、アートメディア「MEET YOUR ART」による領域横断型アートフェスティバル「MEET YOUR ART FESTIVAL」。その第2回が、天王洲運河一帯を舞台に10月9日まで開催されている。

長野県松本市の松本市立博物館が移転し10月7日に新築オープンした。開館記念特別展として「まつもと博覧会」も開幕。会期は12月10日まで。

昨年、京都中央信用金庫 旧厚生センターを会場に初めて開催された、アンビエントをテーマにした展覧会「AMBIENT KYOTO」。その2回目が開幕した。坂本龍一のアルバム『async』を最高レベルの音響空間で体験できる、高谷史郎とのコラボレーション作品を含め、本展の見どころをレポートする。

2024年4月13日〜6月9日に奈良国立博物館で開催される「空海 KŪKAI ― 密教のルーツとマンダラ世界」。10月2日に東京都内で行われた記者発表会にて明らかにされた同展の詳細を紹介する。

東京・恵比寿の東京都写真美術館で、ホンマタカシの約10年ぶりの美術館個展「即興 ホンマタカシ」が開幕。ホンマが近年力を入れてきた「カメラ・オブスクラ」の原理を用いた作品を中心に、約50点が展示されている。会期は2024年1月21日まで。

国際的な評価を得るとともに、様々なメディアを通じて「世界のムナカタ」として大衆に求められ棟方志功の大回顧展「生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」が、東京国立近代美術館で開幕した。会期は12月3日まで。

2019年の初開催から回数を重ねてきたアートフェア「artKYOTO」。世界遺産・二条城を舞台に国内外のギャラリー・美術商が厳選するアート作品を展示・販売するこのフェアが4回目の幕を開けた。二条城内の「二の丸御殿台所・御清所/番所/東南隅櫓」の3ヶ所で古美術・近代美術・工芸・現代アートといった多彩なジャンルを扱う25ギャラリーが参加している。会期は10月6日〜9日(5日および7日は関係者向けの特別内覧会)。

80年代後半のニューヨークのアートシーンを代表するストリート・アートの寵児のひとりであり、HIV・エイズ予防啓発運動や児童福祉活動を行ったことでも知られるキース・ヘリング。その大規模個展が森アーツセンターギャラリーで開催される。会期は12月9日〜2024年2月25日。

渋谷や池袋、札幌、広島など、全国のパルコ17店舗が同時開催するアートイベント「PARCO ART & CULTURE DAYS」が10月1日〜31日の会期で開催中。参加する約400組以上のクリエイターたちが、パルコを舞台に各エリアに根付く独自のカルチャーを展開するものとなる。

日常の中の非日常としてアートを楽しむことを提案してきたルミネ。そんなルミネが提案する「LUMINE ART FAIR- My 1_st Collection Vol.2-」(11月4日、5日)の開催を前に、アーティストがアートに込める思いや、アートとともにある日常の魅力などを、同フェア出展作家の飯沼英樹とコレクター・小池博史に聞いた。

児童文学作家・角野栄子の世界観を表現した「魔法の文学館」が、11月3日、東京都江戸川区の「なぎさ公園」内にオープンする。同館の設計を担うのは建築家・隈研吾。

フランスでは24年ぶりのマーク・ロスコ(1903〜1970)の回顧展が、パリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンで開催される。テートの「ロスコ・ルーム」全9点をはじめ、初期の具象絵画から晩年の抽象画まで約115点の作品が一堂に紹介される。