英仏の美術館所蔵品を一堂に展示
ヴィクトリア&アルバート博物館(以下V&A)で開催中の「ガブリエル・シャネル ファッション・マニフェスト」は、ガブリエル・シャネル、通称ココ・シャネルのイギリスで初めての大回顧展だ。
2020年秋から2021年春にかけてパリのガリエラ美術館で開催された同名のエキシビションをベースにしながら、V&Aの所蔵品などの60体のルックを含む100点以上のアイテムを新たに追加。その結果200体以上の衣服を一堂に集めた非常に大規模な展覧会となっている。
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シャネルは当時の恋人であった資産家たちに資金を借りて(その後のビジネスの成功によって、この借金は早々に返済している)、1910年にパリのカンボン通り21番地にレディースの帽子店をオープン。その後高級リゾート地ドーヴィルにも出店し、衣服を扱うようになる。当時そこで売られていたジャージのセーラーカラーのブラウス、マリニエールでこのエキシビションはスタートする。
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