
マリー・アントワネットから草間彌生まで。ヨーロッパ磁器の最高峰「セーヴル」の軌跡をたどる日本初の大規模展が巡回中
「フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年」展が、静岡市美術館で開催される。本展は、セーヴル陶磁都市所蔵の優品約130点を通じて、セーヴル磁器の伝統と創造の軌跡に迫るもの。会期は2018年10月6日〜12月16日。

「フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年」展が、静岡市美術館で開催される。本展は、セーヴル陶磁都市所蔵の優品約130点を通じて、セーヴル磁器の伝統と創造の軌跡に迫るもの。会期は2018年10月6日〜12月16日。

東京・六本木のYutaka Kikutake Galleryは、鈴木俊晴(豊田市美術館学芸員)をゲストキュレーターに迎え、絵画をテーマとしたグループ展「paint ( ) ings」を開催する。参加作家は杉山卓朗、花木彰太、本山ゆかりの3名。会期は9月1日〜10月6日。

クリスチャン・ディオールのメゾン創業70周年を記念し、2017年パリの装飾美術館で開催された大規模な展覧会「クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ」展。本展が内容を刷新してロンドンのV&Aに2019年に巡回するほか、アメリカ・デンバー美術館でも今秋から「ディオール パリから世界へ」展が開催される。

画家・渡辺豊の個展「NAME」が、東京・神楽坂のMaki Fine Artsで開催される。本展では、「名前」に対する渡辺独自の解釈をもとに展開された多面的な肖像画シリーズで構成される。会期は9月8日〜10月7日。

沖縄出身のアーティスト・山城知佳子の個展「土の人」が、KYOTO EXPERIMENT 2018(京都国際舞台芸術祭)にて開催される。会期中には、山城らによる新作ライブパフォーマンスも行われる。会場は京都芸術センター。会期は10月6日〜11月18日。

蔵屋美香キュレーションの連続企画「絵と、 」。絵画をテーマにした本展は、1年にわたって5人の画家を個展形式で紹介しながら「絵画が現実に関わるよりよい方法」を探っていくもの。第2回の藤城嘘に続くのは、国内外で精力的に活動を行ってきた村瀬恭子。会期は9月1日~10月27日。

オーストリアのウィーン美術史美術館にて、映画監督のウェス・アンダーソンと、その公私にわたるパートナーで小説、衣装デザイン、イラストレーションなどを手がけるジューマン・マルーフが展覧会をキュレーション。「Spitzmaus Mummy in a Coffin and Other Treasures」と題された本展の会期は11月6日~2019年4月28日。

ドイツのアーティスト、シルケ・オットー・ナップの個展「スミレ」が、六本木のタカ・イシイギャラリー 東京で開催される。本展は、同じくドイツの美術家のクルト・シュビッタース(1887〜1948)による劇場コンセプトから構想を得た絵画作品で構成される。会期は9月7日〜10月6日。

注目の建築家・田根剛の個展「田根 剛|未来の記憶 Archaeology of the Future ― Digging & Building」が、初台の東京オペラシティ アートギャラリーで開催される。本展は、《エストニア国立博物館》《古墳スタジアム》などの代表作から最新プロジェクトまでを紹介するもの。東京・乃木坂のTOTOギャラリー・間で行われる同時開催展「田根 剛|未来の記憶 Archaeology of the Future ― Search & Research」もあわせてチェックしたい。会期は10月19日〜12月24日(東京オペラシティ アートギャラリー)、10月18日〜12月23日(TOTOギャラリー・間)。

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAでは、毎年海外作家と触れる機会として、展覧会や実践的なワークショップ、レクチャーなどが行われている。今年はクリスチャン・ヤンコフスキーの日本初個展「Floating World」が開催される。会期は9月15日〜10月28日。

ジョルジュ・ルオーのコレクションで知られるパナソニック 汐留ミュージアムにて「開館15周年特別展 ジョルジュ・ルオー 聖なる芸術とモデルニテ」が開催される。同館のコレクションをはじめ、パリやヴァチカンなどから初来日となる傑作も多数紹介される。会期は9月29日〜12月9日。

1960年代より国内外で活動している日本を代表する現代美術家・河口龍夫の個展「河口龍夫―ちのこうや―」が黒部市美術館で開催される。情報過多な社会の中での問題意識を提示し、作品と地域の環境が互いに呼応し合うような作品が発表される。会期は2018年9月15日〜12月16日。

画家・今井麗が、自身初となる作品集『gathering』(Baci)を刊行。その出版記念展が8月24日〜9月6日、東京・渋谷のnidi galleryで開催される。会場では9月中旬の一般販売に先がけ作品集を購入することもできる。

有馬かおる、クリスチーナ・トゥフィーニョ、廣直高、リー・ロザーノ、スティーブン・G・ローズ、松原壮志朗の6名によるグループ展「Happy Mind - Natural High」が、東京・北大塚のMISAKO & ROSENで開催されている。本展は、同ギャラリーが定期的に開催しているグループ展シリーズ「Happy Mind」の第3弾。会期は8月26日まで。

写真家・濱田祐史の個展「R G B」が、東京・東麻布のPGIで開催される。本展は、光の三原色を制作テーマに据えて、カラーネガフィルムに露光された色と粒子そのものを写し取った新作群で構成される。会期は9月7日〜10月27日。

パリを拠点に活動を行っている写真家・オノデラユキの個展「オノデラユキ - 窓という装置をめぐって」が、3331Arts Chiyoda内のギャラリーキドプレスで開催される。写真という枠組みに収まらないユニークなアプローチに注目したい。会期は9月7日〜10月14日。

家電や車、楽器などの量産品を再構築したサウンド・スカルプチャーや映像、あるいはそれらを用いたパフォーマンスで知られる宇治野宗輝。美術手帖とVOLVOのコラボ—レションプロジェクト「美術手帖 ✕ VOLVO ART PROJECT」第6弾では、「宇治野宗輝&ザ・ローテーターズ」名義として日本初個展「ビークル小唄」が開催される。会期は9月7日〜15日。

原始的で匿名的な生命体を思わせる、有機的なフォルムの作品を手がけるアーティストの加藤泉が、北京・Red Brick Art Museumで個展を開催。同館で展示を行うのは加藤が日本人初であり、自身過去最大規模の個展となる。会期は8月25日〜10月14日。

美術家・原田裕規による企画展シリーズ「作者不詳」の第2弾として「掲示/啓示」展が、東京・恵比寿のCAGE GALLERYで開催されている。会期は9月30日まで。

「1968年 激動の時代の芸術」展が、千葉市美術館で開催される。本展は、20世紀の歴史の転換点であり、現代美術においても重要な年とされた1968年の芸術状況を回顧するというもの。会期は9月19日〜11月11日。