EXHIBITIONS

大ゴッホ展 夜のカフェテラス

2026.05.29 - 08.12

フィンセント・ファン・ゴッホ《夜のカフェテラス(フォルム広場)》(1888)クレラー=ミュラー美術館
© Collection Kröller-Müller Museum, Otterlo, the Netherlands. Photography by Rik Klein Gotink

 上野の森美術館で「大ゴッホ展 夜のカフェテラス」が開催される。

 フィンセント・ファン・ゴッホ(1853〜90)は、画家としての活動はわずか10年ほどだが、彼が残した多くの作品と手紙から、苦悩に満ちた人生に立ち向かい、芸術へと昇華させる姿を見て取ることができる。生前ほとんど評価されなかったゴッホにいち早く注目し、作品の収集に取り組んだのが、オランダのクレラー=ミュラー美術館の創設者、ヘレーネ・クレラー=ミュラー(1869〜1939)だった。2回にわたり開催する「大ゴッホ展」は、すべて同館の所蔵作品で構成される。

 第1期となる本展では、バルビゾン派やハーグ派の影響を受けた草創期のオランダ時代に始まり、印象派を中心とする画家たちと交流したパリ時代を経て、南仏アルルで傑作《夜のカフェテラス(フォルム広場)》を描くに至るまでの、ファン・ゴッホの前半生に焦点をあてる。