
黒の潜在力に表れる造形と運動。大山エンリコイサムの個展がTSCAで開催
エアロゾル・ライティングのヴィジュアルを再解釈する作品で知られるアーティスト、大山エンリコイサムの個展「Black」が、東京・天王洲のTakuro Someya Contemporary Artで開催される。会期は11月22日〜12月22日。

エアロゾル・ライティングのヴィジュアルを再解釈する作品で知られるアーティスト、大山エンリコイサムの個展「Black」が、東京・天王洲のTakuro Someya Contemporary Artで開催される。会期は11月22日〜12月22日。

今日の日本の美術教育を紹介する展覧会「美術の授業ってなんだろう?」が、上野の東京藝術大学で開催される。本展では、特別支援学校を含む幼稚園から大学までの美術の授業を作品・パネル・動画で展示。アーティストや教育関係者と問題意識を共有する機会となるだろう。会期は10月2日〜21日。

木版画を通して、アジアにおける民衆主導の美術の展開を明らかにする展覧会「闇に刻む光 アジアの木版画運動 1930sー2010s」が福岡アジア美術館で開催される。会期は11月23日〜2019年1月20日。

新たな展覧会やキュレーションのあり方を模索し、実験的なアプローチとして、大学を舞台に展覧会を開催してきた多摩美術大学の「家村ゼミ」。今年は、国内外で活躍するアーティストの泉太郎をピックアップ。泉とともに展覧会が「不定形」であることの魅力を伝える。会期は10月15日~27日。

Chim↑Pomの歌舞伎町を舞台とした新プロジェクト「にんげんレストラン」が、東京・新宿の歌舞伎町ブックセンタービルで2週間限定で開催される。このプロジェクトでは、死刑囚が刑執行前の最後の食事を選べる通称「Last meal」のなかから、実際に提供されたメニューを体験できるほか、期間中は気鋭のアーティストたちによるパフォーマンスや生体展示なども行われる。開催期間は10月14日〜28日。

警察馬や救助犬、 動物園で飼育されている動物など、様々なシチュエーションの動物を被写体としたポートレイト作品を発表してきたシャーロット・デュマ。その5日間限りの個展が小山登美夫ギャラリーで開催される。会期は10月9日〜13日。

ニューヨークを拠点とし、ミニマリズムを日本人の視点から考察する美術家・宮本和子。東京・麻布十番のTake Ninagawaで現在開催中の個展では、宮本の70年代の仕事を中心に、日本初公開のインスタレーション作品も見ることができる。会期は11月10日まで。

10月は大型展覧会が次々に開幕するシーズン。そこで、この連休に見ておきたい5つの展覧会をピックアップしてお届けする。

陶芸家・15代樂吉左衞門自らが設計創案・監修した樂吉左衞門館の展覧会シリーズ「吉左衞門X」。その第9回では、第二次大戦後の主要な美術運動のひとつ「アンフォルメル」を代表する作家、ヴォルスとのコラボレーション展を開催中だ。会期は10月6日〜2019年3月31日。

東京国立博物館と凸版印刷は、「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」で上演するVR作品『江戸城の天守』の連動企画として、 同館本館の前に江戸城天守が出現する来館者向けAR体験イベントを開催する。会期は10月3日から12月24日。

美術家・川内理香子の個展「human wears human / bloom wears bloom」が神奈川県の鎌倉画廊で開催される。本展では、人間や動植物に共通する抽象性を模索したドローイング、半立体作品、油彩 、樹脂の彫刻など計約40点を公開。モチーフに共通する起源へと遡る物語的アプローチに期待が高まる。会期は11月10日〜12月28日。

フランスのアートシーンを代表するジャン=ポール・グードの個展「In Goude we trust! 」が、東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールで開催される。本展はグードの多彩なアートワークのほか、グード自身がこれまでのシャネルとのコラボレーションの中からピックアップした作品も展示される。会期は11月28日~12月25日。

東京都立川市のファーレ立川が10月13日、開設24周年を迎える。これを機に、エリア内全109作品を鑑賞する約3時間の特別記念アートガイドツアーが開催されるほか、トークイベントやアートマーケットなど様々な催しが行われる。

アーティストの舘鼻則孝が、10月3日から14日にわたって、東京・銀座のBasement GINZAにて個展「―NORITAKATATEHANA RETHINK―THEORY OF THE ELEMENTS」を開催。日本各地の伝統工芸の技術を用いて制作した作品が並ぶ。

舞踏家・笠井叡の新作ダンス作品《高丘親王航海記》が東京の世田谷パブリックシアターで上演される。本作は、澁澤龍彦の遺作となった『高丘親王航海記』を21名のダンサーを率いて壮大に演出するもの。公演期間は2019年1月24日~1月27日。

近世日本を代表する絵師として知られる長澤蘆雪の画業をたどる回顧展「長澤蘆雪―18世紀日本のアバンギャルド」が、スイス・チューリッヒのリートベルク美術館で開催されている。会期は11月4日まで。

ロシア・モスクワのプーシキン美術館で「江戸絵画名品展」が開催されている。本展は、ロシアでは初となる文化庁主催海外展。日露間における人的交流の拡大に向けた方策のひとつとして、尾形光琳、葛飾北斎をはじめとする江戸時代の名画を紹介するもの。会期は10月28日まで。

現在、スタジオ・オラファー・エリアソンで研究員を務める姉弟ユニット・SHIMURAbros。ベルリンを拠点とするふたりが、ポーラ美術館の現代美術展示スペース「アトリウム ギャラリー」におけるHIRAKU Project第7回の展示として「Film Without Film 映画なしの映画」展を開催する。会期は12月8日〜2019年3月17日。

新潟を拠点に活動し、GUNなどの活動でも知られる堀川紀夫の個展「Not a Stone’s Throw」が東京・南麻布に移転したMISA SHIN GALLERYで開催中。本展は、同ギャラリー移転後初の展覧会となる。会期は11月10日まで。

10月5日、京都で一夜限りの現代アートの祭典「ニュイ・ブランシュ KYOTO 2018」が開催。市内各所で「五感」をテーマに多彩なプログラムが実施される。