
実際の団地を舞台に。yang02、BIENらによる展覧会「変容する周辺 近郊、団地」で都市論を再考する
都市論を再考する展覧会「変容する周辺 近郊、団地」が、東京都品川区の八潮団地で開催中だ。本展は、様々な年齢の作家たちがアートを通じて、都市の近郊、埋立地、団地をめぐる問題に挑んでいる。会期は11月4日まで。

都市論を再考する展覧会「変容する周辺 近郊、団地」が、東京都品川区の八潮団地で開催中だ。本展は、様々な年齢の作家たちがアートを通じて、都市の近郊、埋立地、団地をめぐる問題に挑んでいる。会期は11月4日まで。

加納俊輔展「ピンク・シャドウ」が、東京・神楽坂のMaki Fine Artsで開催される。本展では、美術家・井田照一の作品からアイデアを得たという新作を見ることができる。井田が生前に掲げていた「Surface is the Betweenー表面は間である」というコンセプトは、作品における階層構造を強く意識してきた加納に、どのような影響を与えたのだろうか。会期は10月26日〜11月25日。

写真家・山本渉の新作展が、東京・新宿のユミコチバアソシエイツで開催される。本展では、10年にわたるリサーチのもと、「欲望のかたち」を可視化することを試みた作品を見ることができる。会期は11月22日~12月22日。

踊り念仏で知られる時宗とその宗祖・一遍上人。この時宗の基盤を整備し、大きく発展させた二祖・真教上人の700年遠忌にあたる2019年、京都国立博物館で特別展「国宝 一遍聖絵と時宗の名宝」が開催される。

ミヅマアートギャラリーがニューヨークに新たなギャラリースペース「Mizuma, Kips & Wada Art」を開廊。グランドオープンを記念して、天野喜孝展「DEVA LOKA」が開催されている。会期は11月18日まで。

デザイナー、そしてアクティビストとして活動してきたヴィヴィアン・ウエストウッドが、ラフォーレ原宿の40周年を記念し、ラフォーレミュージアム原宿で展覧会「GET A LIFE!」を開催する。限定アイテムも販売予定。会期は11月2日~18日。

過去に群馬・前橋市で滞在制作を行った10組のアーティストが、商店街などの店舗を使って展示を行う「つまずく石の縁―地域に生まれるアートの現場」が開催中。本展はアーツ前橋の開館5周年に合わせ、中心市街地の商店街と協力して行われている。会期は11月4日まで。

大分県日田市が、10月27日に1夜限りのイベント「日田の山と川と光と音」を開催。本イベントは、会場を明かさない状態で観客を案内するユニークなシークレットイベントであり、1000名限定のバスツアー形式で行われるという。企画・演出は、ライゾマティクスの建築部門「ライゾマティクス・アーキテクチャー」が担当し、世界的に活躍する歌手のsalyuが出演する。同地が誇る大自然が、光と音によって幻想的に演出される。

国内外でグループ展や個展を行ってきた今村遼佑の個展「そこで、そこでない場所を」が、京都のeN artsで開催される。会期は11月2日〜30日。

1960年代に前衛美術グループ「ジャックの会」の中心人物として活動し、今年4月に逝去した佐々木耕成の展覧会「変革の煽動者 佐々木耕成アーカイブ」が、熊本県立美術館で開催中だ。会期は12月16日まで。

鮮やかな色の壁や照明、既成品の家具を使ったインスタレーションを手がける玉山拓郎の個展「Dirty Palace」が、東京・西麻布のCALM & PUNK GALLERYで開催される。会期は11月10日〜27日。

1979年は原美術館、88年はハラ ミュージアム アークがそれぞれ開館した年。このふたつの年にスポットを当てた展覧会「Flash1979 / 1988」が、群馬・渋川市のハラミュージアム アーク 現代美術ギャラリーで開催中だ。会期は2019年1月14日まで。

ダイナミックなアクション・ペインティングで知られ、「具体」を代表する作家のひとりである白髪一雄の展覧会「没後10年 白髪一雄 水滸伝 豪傑シリーズ ―アクション・ペインティングによる豪放の世界―」が、兵庫県の尼崎市総合文化センターで開催される。会期は11月10日〜12月16日。

写真批評家・竹内万里子の展覧会「沈黙とイメージ」が、東京・新宿のBギャラリーで開催される。本展は、今年5月に刊行された竹内の初となる単著『沈黙とイメージ - 写真をめぐるエッセイ』(赤々舎)を、インスタレーションを通じて紹介するもの。会期は10月27日~11月11日。

油絵具による絵画を手がけるペインター、富田正宣の個展「なぞるノロマ」が東京・駒込のKAYOKOYUKIで開催される。会期は10月21日〜11月18日。

幾何学的な形体をモチーフとした版画や大型の油彩作品で知られる画家、辰野登恵子の展覧会「辰野登恵子 オン・ペーパーズ」が埼玉県立近代美術館で開催される。本展では、大型の油彩と並行して制作された版画やドローイングなど、紙の仕事を中心に紹介。2014年に逝去した作家の40年あまりの軌跡をたどる。会期は11月14日〜2019年1月20日。

10月21日までに終了する展覧会と今週始まった展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップして紹介。パリを拠点とする建築家の個展から1980年代日本の美術を再考する展覧会まで、この機会をお見逃しなく。

演出家で俳優の白井晃が芸術監督を務めるKAAT 神奈川芸術劇場で、今年3回目となる「KAAT EXHIBITION」が開催される。劇場全体を使ったプログラムである本企画では、アーティスト・さわひらきとダンサー・振付家の島地保武がコラボレーション。展覧会と公演などを実施する。

「ヒールレスシューズ」などで知られるアーティスト・舘鼻則孝が、インテリアブランド「ジェルバゾーニ」とのコラボレーション家具を発表。西陣織の老舗「細尾」が織り上げた生地や、故事からインスピレーションを得たテキスタイルを使用したソファやチェアがラインナップされている。

中国最大級の現代美術ビエンナーレとして広く知られている上海ビエンナーレが、参加アーティストを発表した。上海の発電所をリノベーションした上海当代芸術博物館で、11月10日から2019年3月10日まで開催される。