
イギリス拠点の美術家・増山士郎がアートで訴えるものとは。東京オリンピックと原発をめぐる日本の歪みを再考する
国内外で活動を行っている美術家・増山士郎の個展「Tokyo Landscape 2020」が、京都のANEWAL Gallery 現代美術製作所と東京のArt Center Ongoingで開催される。増山にとって、日本での個展は約4年ぶり。会期は11月2日〜18日(京都)、11月23日〜12月2日(東京)。

国内外で活動を行っている美術家・増山士郎の個展「Tokyo Landscape 2020」が、京都のANEWAL Gallery 現代美術製作所と東京のArt Center Ongoingで開催される。増山にとって、日本での個展は約4年ぶり。会期は11月2日〜18日(京都)、11月23日〜12月2日(東京)。

ロシアを代表する美術館である国立トレチャコフ美術館。同館所蔵作品72点が来日する展覧会「国立トレチャコフ美術館所蔵 ロマンティック・ロシア」がBunkamura ザ・ミュージアムで開催される。会期は11月23日~2019年1月27日。

オーストリアの美術家、ビルギット・ユルゲンセンの個展が東京・北青山のファーガス・マカフリー東京で開催される。ドローイングや描写方法を学術的に学び、シュルレアリスム的な視覚言語を用いてジェンダー、家庭主義、社会生活といった様々な問題に斬り込んだユルゲンセン。本展では、各時代のユルゲンセン作品を通じてその足跡をたどることができる。会期は9月28日〜10月27日。

現代美術作品と、東京大学所蔵の学術標本を組み合わせた実験的な展示「石の想像界―アートとアーティファクトのはざまへ」が、東京・丸の内のインターメディアテクで開催される。会期は9月26日〜2019年1月27日。

「言語と美術─平出隆と美術家たち」が、千葉・佐倉市のDIC川村記念美術館で開催される。本展では、詩人・平出隆の観点から言語と美術の「対話」に注目し、作品に関わる言葉や出版物に光を当てる。会期は10月6日〜2019年1月14日。

写真家・文筆家の植本一子が、現存するフェルメール全作品を取材した鑑賞記『フェルメール』が9月25日に刊行される。その出版を記念して、東京・乃木坂のBooks and Modern + Blue Sheep Galleryで「フェルメール 植本一子」展が開催される。会期は9月21日〜10月7日。

生涯にわたって画業を貫き、身近なものから人の顔、動物、都市、宇宙まで、様々なモチーフを描いた猪熊弦一郎。そんな猪熊がとりわけ好んでいたモチーフである馬と女性にフォーカスした展覧会「猪熊弦一郎展 馬と女性たち」が横浜・馬の博物館で開催される。会期は10月6日〜12月2日。

東北芸術工科大学が主宰する「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2018」が開催されている。「山のような」をテーマに展開される今年の見どころを紹介する。会期は9月24日まで。

純粋な水霧を用いた環境彫刻、インスタレーション、パフォーマンスなどを手がけ、「霧のアーティスト」として世界的に知られる中谷芙二子。その日本初となる大規模個展が水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催される。会期は10月27日〜2019年1月20日。

2019年で開廊から100周年を迎える東京・銀座の資生堂ギャラリーが100周年記念プロジェクト「それを超えて美に参与する 福原信三の美学 Shinzo Fukuhara / ASSEMBLE, THE EUGENE Studio」として2つの特別展を開催する。会期は第1弾が10月19日~12月26日、第2弾が2019年1月16日~3月17日。

9月24日までに終了する展覧会のなかから、とくに注目すべき展覧会3つをピックアップ。この機会をお見逃しなく。

美術家・佃弘樹の個展「199X」が、東京・渋谷のNANZUKAで開催されている。本展は、佃自身が青春期に影響を受けた映画、漫画、小説を通して触れた世紀末思想をもとに展開される。会期は9月29日まで。

ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校の第4期生によるグループ展シリーズがスタート。12月まで毎月、ゲンロン カオス*ラウンジ 五反田アトリエでグループごとに企画展を開催する。その第1弾、グループAによる「オソレの品種改良」の会期は9月23日まで。

森美術館が3年に1度、日本の現代アートシーンを総覧する定点観測的な展覧会シリーズとして開催している「六本木クロッシング」。今回はサブタイトルを「つないでみる」として、対極・異質なものどうしを融合することや、本来備わっているつながりを可視化することを試みている約25組のアーティストが紹介される。会期は2019年2月9日~5月26日。

日仏双方の美術運動に多大な影響を与えた印象派。その風景を巡る「パリ地方とノルマンディー 小川康博 印象派を巡る旅2018夏」展が9月22日と23日に、「ツーリズムEXPOジャパン」フランスブースにて開催される。本展では、モネの《サン・ラザール駅》など、印象派の代表的作品の舞台となった風景を、小川康博が現代的な視点から撮影した写真作品を展示する。

カルチャーウェブメディア「CINRA.NET」が、多摩ニュータウンの旧小学校(現・デジタルハリウッド大学 八王子制作スタジオ)を会場に開催する2日間限りのイベント「NEWTOWN」が今年も開催。アーティストの中島晴矢がキュレーションする展覧会「SURVIBIA!!」の内容が明らかになった。会期は11月10日、11日。

日本を代表する写真家として知られる森山大道の個展「宇和島」が、東京・青山のAKIO NAGASAWA GALLERY AOYAMAで開催中。本展では、写真集『宇和島』の収録作品全点のオリジナルプリントおよび12年に撮影された未発表作品20点がインスタレーションとして公開されている。会期は11月17日まで。

ASAKUSAが、現代美術による知と権力への批判について考察する上映会「(それほどまでには)統治されないための芸術」を9月22日から24日まで開催。また、上映会と並行し、ジェイコルビ・サッターホワイトの個展「イロモノボンデージ」も24日まで開催している。

村上隆が、ガゴシアン香港にて11月10日まで開催中の個展「Change the Rule !」にて新作を発表。また、上海で開催される「ウエストバンド・アート&デザイン」(11月8日〜11日)のギャラリーブースでも作品を展示する。

日本美術院の創立120年を記念し、東京・広尾の山種美術館にて「[企画展] 日本美術院設立120年記念 日本画の挑戦者たち ―大観・春草・古径・御舟―」が開催されている。会期は9月15日〜11月11日。