
ピアノの詩人、フレデリク・ショパンの全貌に迫る。「ショパン―200年の肖像」展が兵庫県立美術館で開催へ
いまも世界中で愛されるポーランド出身の作曲家、フレデリク・ショパン。その生誕から約200年が経ったいま、自筆の楽譜や手紙、油彩画、版画、ポスターなど約250点からその音楽と生涯を明らかにする展覧会「ショパン―200年の肖像」が、兵庫県立美術館を皮切りに開催される。会期は10月12日〜11月24日。

いまも世界中で愛されるポーランド出身の作曲家、フレデリク・ショパン。その生誕から約200年が経ったいま、自筆の楽譜や手紙、油彩画、版画、ポスターなど約250点からその音楽と生涯を明らかにする展覧会「ショパン―200年の肖像」が、兵庫県立美術館を皮切りに開催される。会期は10月12日〜11月24日。

独自のモチーフ「クイックターン・ストラクチャー」を用いた作品で知られるアーティスト・大山エンリコイサム。その個展「INSIDE OUT」が、ニューヨーク・マンハッタンに位置するオフィスビルのロビーを主会場とした「Tower 49 Gallery」で開催されている。会期は2020年8月まで。

「見ることの不思議」を独自の絵画表現として深めてきた7名の画家による展覧会「みつめる-見ることの不思議と向き合う作家たち-」が、群馬県立館林美術館で開催される。作家は、浅見貴子、伊庭靖子、金田実生、児玉靖枝、津上みゆき、日高理恵子、水村綾子。会期は7月13日〜9月16日。

山縣俊介、倪力(Ni-Li)、井上瑞貴、渡邉洵によるグループ展「転回する与太話」が、アーツ千代田 3331内・アキバタマビ21で開催されている。会期は7月21日まで。

スイスを代表する女性アーティスト、ミリアム・カーンの個展「美しすぎることへの不安」が、東京・六本木のワコウ・ワークス・オブ・アートで開催される。会期は7月27日〜9月14日。

アメリカのシンガー・ソングライター、ビリー・アイリッシュが村上隆とコラボレーションしたミュージック・ビデオ「you should see me in a crown」が話題になったことは記憶に新しい。そのビデオに使われたアニメーションの原画を展示する展覧会「The Making of Billie Eilish’s “you should see me in a crown” Official Video Takashi Murakami x Studio PONCOTAN」が、中野のAnimanga Zingaroで開催される。会期は7月10日〜23日。

今週スタートした展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。この機会をお見逃しなく。

世界遺産・清水寺を会場に、ICOM京都大会を記念した展覧会「CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート展」が行われる。小説家・原田マハが監修する本展は、西洋近代絵画、現代美術、文学、マンガ、映画など、ジャンルを越えた作品が集結する、清水寺創建後1200年の歴史のなかで初の企画となる。会期は9月1日〜8日の8日間。

2012年にスタートし、写真展や音楽イベントを行ってきた京都・清水寺の「FEEL KIYOMIZUDERA」プロジェクト。その一環として、陶芸作家・桑田卓郎による作品展「日々(にちにち)」が開催される。会期は8月3日〜25日。

若手女性アーティストを中心に紹介する、東京・南青山のスパイラルガーデンで開催の展覧会シリーズ「Ascending Art Annual」。その第3回として、大小島真木、川越ゆりえ、笹岡由梨子による展覧会「うたう命、うねる心」が開催される。会期は7月4日〜23日。

近年、海外で大きく注目されている日本の彫刻家・名和晃平の香港初個展「Recent Works」が、7月19日〜8月29日にメガギャラリーとして知られているペースの香港支店で開催される。「Throne」「PixCell」などの代表シリーズが集結する本展の見どころとは?

メディア・アートの先駆者として知られる藤幡正樹の個展「E.Q.」が、銀座の東京画廊+BTAPで開催される。会期は7月6日〜8月31日。

同時代を生きた高松次郎とロバート・モリスの2人展が、東京・新宿のユミコチバアソシエイツで開催されている。会期は7月31日まで。

16世紀のフランドル(現ベルギー)を代表する画家、ピーテル・ブリューゲル1世。その没後450年に当たる今年、六本木ヒルズでブリューゲル作品の細部に迫るイベントが開催される。

国内外の5名のアーティストの個展「outline」が、東京・神楽坂のMaki Fine Artsで開催される。参加作家はドゥサディー・ハンタクーン、アマンダ・リッフォ、金井学、長田奈緒、倉敷安耶。会期は7月18日〜8月4日。

日本の有名建築が完成する過程には、必ず建築家と構造家の協働が存在する。そんな「構造家」の仕事に焦点を当て、その思想とデザインに迫る展覧会「構造展 -構造家のデザインと思考-」が、東京・天王洲の建築倉庫ミュージアムで開催される。会期は7月20日~10月14日。

「黄金町バザール」は横浜市中区の黄金町エリアで行われてきた、アートによる街の再生に取り組むアート・フェスティバル。12回目となる今年は「新しいマネジメントのあり方」を意味する「ニュー・メナジェリー」をテーマに、国内外から15組のアーティストの参加が決定。会期は9月20日~11月4日。

様々な音楽家の映像作品をはじめ、NIKEの広告やm-floのアートワークなどを手がける安田昂弘が、個展「EMERGING」を伊勢丹メンズ館「ART UP」で開催する。会期は7月10日〜30日。

現在、東京・六本木の国立新美術館で開催されている「ウィーン・モダン展」において、学生が無料で作品を鑑賞できる「キヤノン・ミュージアム・キャンパス」が7月9日に行われる。

1960年代から半世紀以上にわたって、アートシーンを牽引し続ける画家・田名網敬一の現在を紐解く展覧会「田名網敬一の観光」が、東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)で開催される。会期は7月5日~8月21日。