アメ横の居酒屋を舞台に。アーティスト・中澤大輔が手がけるサウンドインスタレーション「Passage Tells: Ameyoko」をチェック
アーティスト・中澤大輔によるサイトスペシフィック・サウンドインスタレーションのシリーズ「Passage Tells Project」。その4作目が、東京・上野の商店街「アメ横」を舞台に、立ち飲み居酒屋「魚草」で展開されている。会期は4月19日まで。
アーティスト・中澤大輔によるサイトスペシフィック・サウンドインスタレーションのシリーズ「Passage Tells Project」。その4作目が、東京・上野の商店街「アメ横」を舞台に、立ち飲み居酒屋「魚草」で展開されている。会期は4月19日まで。
アーティスト・布施琳太郎のキュレーションによるグループ展「余白/Marginalia」が、SNOW Contemporaryで開催されている。本展には小松千倫、髙橋銑、中村葵、村山悟郎の4名が参加。会期は3月21日まで。
1950年代より衣裳デザインで活躍し、1977年には初の東洋人デザイナーとしてパリ・オートクチュール組合に所属するなど、日本人ファッションデザイナーの草分けとして活動してきた森英恵。その仕事の軌跡と思想をたどる展覧会が、水戸芸術館で開幕した。(本展は水戸芸術館の臨時休館によって4月2日で閉幕)
今週スタートした展覧会と2月24日までに終了する展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。
ニューヨークを拠点に、バーチャルと現実世界を行き来するような作品を手がけるエキソニモ。その個展「Slice of the universe」が、東京・神宮前のMASAHIRO MAKI GALLERYで開催される。会期は2月22日~3月28日。
「カラー写真のパイオニア」と呼ばれ、半世紀以上にわたってニューヨークを拠点に写真制作を続けたソール・ライター。その回顧展「ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター」が京都の美術館「えき」KYOTOへと巡回する。会期は4月11日~5月10日。
東京国立近代美術館企画課長の蔵屋美香が、2020年4月1日付で横浜美術館の新館長に就任することが発表された。
ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場の上演作品を、映画館で楽しめる「METライブビューイング」。その最新上映として、ウィリアム・ケントリッジが演出を手がけたアルバン・ベルクのオペラ『ヴォツェック』が、2020年2月28日~3月5日に全国公開される。
新型コロナウイルスの影響により、2020年3月19日〜21日に予定されていたホテル型アートフェア「ART in PARK HOTEL TOKYO 2020」の開催延期が決定した。
新型コロナウイルスによって今年の開催が中止になった「アート・バーゼル香港2020」が、オンライン・ビューイング・ルームの開設を発表した。今年の出展が決定されていたすべてのギャラリーを無料で招待し、3月20日〜25日に一般公開される。
現代芸術振興財団の主催するアートアワード「CAFAA賞2020」の募集が3月1日にスタートする。ファイナリストに選ばれた3名は都内で同時に個展を開催。
東京ミッドタウンで2回目となる「未来の学校祭」が開幕した。アートとテクノロジーで未来の社会を考えるこのフェスティバル。「脱皮」をテーマにした今回の見どころとは?
自身も過去にひきこもりの経験を持つ美術家・渡辺篤を中心として、2018年に発足した「アイムヒア プロジェクト」は、ひきこもり当事者をはじめとする孤立者に伴走するかたちで、その存在や声を社会に向けて発信し、共に考え、アートによって社会に直接的な作用をもたらそうという試みだ。2019年その延長として新たな企画「修復のモニュメント」が行われ、その成果と過程を発表する展覧会が、2月21日~3月15日に横浜・BankART SILKにて開催される。
大垣美穂子と佐藤雅晴の2人展「尾行ー不在の存在/存在の不在」が、東京・新宿のKEN NAKAHASHIで開催される。会期は3月13日~4月10日。
台湾を代表する映画監督、蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)が5年ぶりに発表した『你的臉』の日本公開が決定。邦題を『あなたの顔』として、6月27日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開される。
2019年、香港に開館したアートセンター「CHAT(チャット / Centre for Heritage, Arts and Textile)」が、現在同センターの共同ディレクターを務めている高橋瑞木をエグゼクティブディレクター兼チーフキュレーターに任命することを発表した。
新型コロナウイルス感染症の日本国内の罹患者が増加。臨時休館やチケットの払い戻しで対応する館が出てくるなど、国内の美術館にもその影響が広がっている。
イギリスを代表する現代美術館、テート・モダン。その開館20周年を記念し、草間彌生のミラールームやルイーズ・ブルジョワの巨大なクモの彫刻といった展示やパフォーマンスが2020年5月から行われる。
京都と熊本を巡回した展覧会「ドレス・コード?──着る人たちのゲーム」が、東京オペラシティ アートギャラリーで開催される。衣装コレクションのほか、美術作品、マンガ、映像などを通して、現代における新たな「ドレス・コード」と、装いの実践(ゲーム)を見つめ直す。東京展のみの初出展作品も。会期は4月11日〜6月21日(4月1日追記:新型コロナウイルスの影響により開幕は延期。現時点では未定)。
ドイツを代表する現代美術家ゲルハルト・リヒターの回顧展「Gerhard Richter: Painting After All」が、2020年3月4日からニューヨークのメトロポリタン美術館の分館であるメット・ブロイヤーで開催される。世界初公開のガラス作品を含め、絵画やガラス彫刻、版画、写真など100点以上の作品を展示する本展では、リヒターの制作生涯を振り返る。