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江戸東京博物館が4年ぶりに復活。大規模リニューアルで何が変わった?

1993年の開館以来、東京・両国のランドマークとして親しまれてきた「東京都江戸東京博物館(えどはく)」が、初の大規模改修を経て3月31日にリニューアルオープンを迎える。

文・撮影=橋爪勇介(編集部)

東京都江戸東京博物館外観

 ポストモダン建築の旗手・菊竹清訓による巨大な高床式倉庫を思わせるフォルムで、東京・両国のランドマークとして親しまれてきた「東京都江戸東京博物館(以下、江戸博)」。同館が1993年の開館以来初となる大規模改修を経て、3月31日にその全貌を再び現す。

 今回のリニューアルは、たんなる老朽化への対応にとどまらない。建築家・重松象平がパートナーを務めるOMAの監修のもと、空間演出から展示の細部、そして環境性能に至るまで、100年先を見据えた「文化のプラットフォーム」としての再定義がなされている。

 菊竹建築の象徴である、東西に大胆に張り出した大屋根。今回の改修では、この巨大な構造体の断熱性・防水性が強化された。これは来館者の快適性向上のみならず、展示環境の安定化という博物館の本質的な機能を底上げするものだ。

 また、館内照明の全面LED化や人感センサーの導入、太陽光発電設備の設置など、環境負荷低減への取り組みを加速させている。巨大構造物としての力強さはそのままに、現代に即した進化を遂げたといえるだろう。

編集部