
奈良県立美術館の開館50周年を記念。奈良の仮面芸能を紐解く「仮面芸能の系譜-仮面芸能のふるさと奈良-」が開催へ
奈良県立美術館の開館50周年を記念し、特別展「仮面芸能の系譜-仮面芸能のふるさと奈良-」が開催される。仮面芸能にまつわる約140件を展示することで、奈良で育まれてきた仮面芸能を体系的に紹介するものとなる。会期は9月30日〜11月12日。

奈良県立美術館の開館50周年を記念し、特別展「仮面芸能の系譜-仮面芸能のふるさと奈良-」が開催される。仮面芸能にまつわる約140件を展示することで、奈良で育まれてきた仮面芸能を体系的に紹介するものとなる。会期は9月30日〜11月12日。

第4回
「デザイン史」の視点から現代における様々なトピックスを考える連載企画「『デザイン史』と歩く現代社会」。テーマごとに異なる執筆者が担当し、多様なデザインの視点から社会をとらえることを試みる。第4回は、神奈川大学国際日本学部でデザイン学や文化交流史の教鞭を執る角山朋子が、20世紀初頭にオーストリアで設立された「ウィーン工房」を起点に、企業経営におけるデザインの在り方について論じる。

名古屋市美術館で現代美術家・福田美蘭の個展、特別展「開館35周年記念 福田美蘭―美術って、なに?」が開催されている。同展の特設ショップで扱われているグッズのなかから、編集部が注目したものをピックアップしてお届けする。

1955年に「銀座文化劇場」として誕生し、長い歴史をもつ劇場「シネスイッチ銀座」が、同ビル内で新ギャラリー「ギャラリーアートハウス」をスタート。そのこけら落とし展覧会として、「銀座の小さな春画展」が開催される。会期は10月21日〜12月17日。

今週開幕・閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

オランダ・アムステルダムにあるゴッホ美術館の開館50周年を記念し、同館とポケモンのコラボレーション企画が発表。9月28日から2024年1月7日まで、ピカチュウやイーブイ、カビゴンなど人気キャラクターの絵が同館で鑑賞することができる。

港区・麻布台にオープンする麻布台ヒルズの「麻布台ヒルズギャラリー」。その開館記念展として「オラファー・エリアソン展:相互に繋がりあう瞬間が協和する周期」が開催される。会期は11月24日〜2024年3月31日。

箱根のポーラ美術館が、約100年前の機械と人間との様々な関係性を問いかける「モダン・タイムス・イン・パリ 1925-機械時代のアートとデザイン」展を開催する。会期は12月16日〜2024年5月19日。

2013年に没後初めての回顧展がポンピドゥー・センターで開催され、評価が高まるハンガリー出身でフランスで活躍した抽象画家シモン・アンタイ。その回顧展「Folding」が、エスパス ルイ・ヴィトン大阪で始まった。会期は2024年2月4日まで。

「さいたま国際芸術祭2023」の全体テーマ「わたしたちWe」の一環として、女性の生活・人生をテーマにした市民プロジェクト「Women’s Lives 女たちは生きている―病い、老い、死、そして再生」が、さいたま市プラザノース ノースギャラリーで開催される。会期は10月9日~22日。

金沢21世紀美術館が「DXP(デジタル・トランスフォーメーション・プラネット)─次のインターフェースへ」展を開催する。アーティスト、建築家、科学者など、11ヶ国の専門家23組による領域横断的なアプローチからテクノロジーと人類との関係を探る。会期は10月7日〜2024年3月17日。

10月1日は「都民の日」。都立の美術館や博物館で開催されているもので、観覧無料となる展覧会を紹介する。

10月17日に開業する「京都髙島屋S.C.」の5、6階に「京都 蔦屋書店」がオープン。彫刻家・名和晃平や現代美術家・森洋史の展覧会のほか、若手注目作家らによる作品展が一斉に開催される。

グスタフ・クリムトやエゴン・シーレの絵画などを収蔵している「ウィーン・ミュージアム・カールスプラッツ本館」。2019年より改修・拡張工事のため一時休館中の同館が、12月6日にリニューアルオープンする。

日本科学未来館の常設展示が7年ぶりにリニューアルされる。今年11月22日に公開を予定している、「ロボット」「地球環境」「老い」をテーマとする新たな展示の内容が決定した。

デザイナーとして知られる森田恭通による個展「In Praise of Shadows -ヴェルサイユ宮殿 森田恭通写真展」が、東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールで始まった。世界でもっとも知られている宮殿のひとつであるヴェルサイユ宮殿を、森田はどのように写真に収めたのか。

岐阜県高山市の重要文化財・日下部家住宅を活用した日下部民藝館で、メディアアーティスト落合陽一の個展「ヌル即是計算機自然:符号化された永遠, オブジェクト指向本願」が始まっている。

鉄を主な素材に、素材本来の硬質感や彫刻の概念から解放されたような作品を発表してきた青木野枝の個展「光の柱」が、千葉の市原湖畔美術館で開催される。会期は10月14日〜2024年1月14日。

9月15日から19日まで行われていたロンドン・ファッション・ウィークにあわせて、デザイン・ミュージアムでは「レベル:30イヤーズ・オブ・ロンドンファッション」がスタートした。これは英国ファッション協会が若い才能を支援するためのプログラム「ニュージェン」設立30周年の節目を記念して、そこでデビューしたデザイナーたちを紹介するエキシビションだ。またその最初のひとりであるアレキサンダー・マックイーンのコーナーもあり、彼の初期のデザインを間近にみられる非常に貴重な機会ともなっている。会期は2024年2月11日まで。

小磯良平の生誕120年を記念した特別展「働く人びと 働くってなんだ?日本戦後/現代の人間主義(ヒューマニズム)」が神戸市立小磯記念美術館で開催される。会期は10月7日~12月17日。