EXHIBITIONS

小林知世 個展 “爪”

2026.06.17 - 06.28
 Gallery TURNAROUNDで、札幌在住の美術家・小林知世による個展「爪」が開催される。サテライト会場はIGOONE ARAI。

 小林は札幌出身、在住。東北芸術工科大学芸術学部美術科洋画コースを卒業。油彩やステイニングの技法で風景、日用品、食べ物などを白やグレーを基調とした淡い色彩で描き、環境音を判読不能の文字のようなドローイングで表現する。主な展覧会に、2026年「暗闇で手紙を読む」(yukisis、東京)、25年「霧の歯」(Cyg art gallery、盛岡)、25年「マイ・ホーム(仮)」(札幌芸術の森美術館、札幌)、23年「VOCA展2023」(上野の森美術館、東京)、21年「doughnut」(galleryTURNAROUND、仙台)など。

 本展は、2021年の個展「doughnut」以来、仙台では約5年ぶりの個展となる。Gallery TURNAROUNDとIGOONE ARAIの2会場で、小林の現在の制作を紹介する。

 会場では、絵画を中心に発表。身近に起きたいくつかの死と、それらにまつわる事象を起点に、選ばれなかったもの、継続されなかったもの、声として現れなかったものに目を向けた作品を展示する。

 本展について小林知世は次のようにコメントしている。

「空から降ってきた鳥の羽根をひろってきみわるがられたこどもだった
 私はきみのわるいいろんなことをやめずにここまできた(ここまではきた)
 なにかをえらぶとき 描くとき 自分の手のそばに目にみえない無数の手がそえられている
 透明な羽根みたいに」(プレスリリースより)。