昨年、初開催されたアートフェア「Tokyo Gendai」が今年もパシフィコ横浜で開催される。一般会期は7月5日〜7日。
「Tokyo Gendai」は「台北當代(タイペイダンダイ)」など、様々なアートフェアを手がけてきた「The Art Assembly」が主催するもの。昨年は73のギャラリーが参加し、その半数近くが海外からの出展となった。来場者は3日間で2万人以上。
前回の「Tokyo Gendai」は保税資格の取得により海外からのギャラリーはGSTを留保したかたちでの美術品持ち込み・展示が可能となるといった試みや、開幕前からの国内美術館ツアーを初めとした潤沢なVIP向けプログラムといった試みを行っていた。
2回目の開催にあたって注目されるのは、海外からの出展ギャラリーについてだろう。前回、海外からのブルーチップギャラリーと言えるのは東京に拠点を持つペロタンとBlum & Poeを除くと、Almine RechやSadie Coles HQの数軒のみだった。今回、新たな海外ギャラリーをいかに呼び込むことができるのか、注目が集まりそうだ。