
エイベックスが西麻布にアートスペースをオープン。ギャラリーのほかカウンターバーも
エイベックス・クリエイター・エージェンシーが、現代美術を中心とした作品を展示・販売するアートギャラリーを軸に、カウンターバーを併設するスペース「WALL_alternative」を11月29日にオープンさせる。

エイベックス・クリエイター・エージェンシーが、現代美術を中心とした作品を展示・販売するアートギャラリーを軸に、カウンターバーを併設するスペース「WALL_alternative」を11月29日にオープンさせる。

グッゲンハイム美術館館長兼同財団のCEOに美術史家、キュレーターのマリエット・ヴェスターマン博士が任命された。就任は2024年6月1日。

日本科学未来館の常設展が7年ぶりにリニューアル。「地球環境」「ロボット」「老い」の3つのテーマから4つの展示が新たに公開された。これらは2021年に同館で発表された中長期ビジョン「Miraikan ビジョン 2030」に基づくもので、一人ひとりが未来を「自分ごと」として考えるきっかけを創出することを目的したものだ。

名古屋を代表する観光名所である名古屋城。ここで11月29日~12月10日の期間、「名古屋城 秋の特別公開」として4組のアーティストが史跡を活用し新作発表するアートプロジェクト「アートサイト名古屋城 2023 想像の復元」が開催される。

2027年に開催予定のドクメンタ16芸術監督選考委員会の6人が11月10日から16日にかけて相次ぎ辞任し、アート業界に驚きを与えた。その経緯を追う。

2024年3月28日〜30日に開催が予定されているアート・バーゼル香港2024が出展ギャラリーを発表。40の国と地域から242のギャラリーが参加する予定だ。

内藤廣による大回顧展「建築家・内藤廣/Built と Unbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」が島根県立石見美術館で12月4日まで開催中。関連プログラムのひとつである「映画『ハーモニー』上映&スペシャルトーク『未来の都市をどう描く?建築×アニメ』」の様子をお届けする。

つねに鋭い視点を持ち、新しい作品を発表するたびに世界中で大きな話題を集める中国出身の現代アーティストで社会活動家でもあるアイ・ウェイウェイ。先週ロンドンで開幕が予定されていた彼の個展が急遽事実上中止となった。

森ビルによる大規模再開発事業である「麻布台ヒルズ」(11月24日開業)。延床面積約86万1700平米という広大な敷地では、アートが重要な要素となっている。ここでは麻布台ヒルズでとくに注目すべきアートスポットをまとめてご紹介しよう。

11月24日に開業する麻布台ヒルズにある麻布台ヒルズギャラリーの開館記念展として、「オラファー・エリアソン展:相互に繋がりあう瞬間が協和する周期」が開催される。会期は11月24日〜2024年3月31日。

The Chain Museumが、麻布台ヒルズに新たなアートスペース「Gallery Restaurant 舞台裏」を11月24日に開業。そのこけら落としとして、アーティスト・加藤泉による新作個展が開催される。

「マンガを、受け継がれていくべきアートに」というヴィジョンを掲げる集英社マンガアートヘリテージ。田名網敬一と赤塚不二夫のコラボレーション作品を手がけた同プロジェクトは、グラビア印刷ならではの艶やかな表現を技術者たちとの協働によって実現させた。オフセット印刷に取って代わられて消えていくグラビア印刷だが、そこにあった創意工夫とは何だったのか。本プロジェクトに関わった凸版印刷の担当者が参加したトークの模様をお届けする。

11月24日開業の麻布台ヒルズ。その敷地内に、東京初となる奈良美智の野外彫刻《東京の森の子》が設置された。今後、同施設を象徴する作品となりそうだ。

写真家・映画監督の蜷川実花による最新の展覧会「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」が、虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの45階にあるTOKYO NODEで開催される。会期は12月5日〜2024年2月25日。

「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」が2024年に開催予定となる第9回目の企画を発表。また、2000年よりスタートした同芸術祭は来年25周年を迎える。

日常生活で目にするものと身体が組み合わされたイメージを描画し、現実と非現実の境界を描きながら、現代の日本を生きる人々の孤独や不安を浮き彫りにしてきた日本の画家・石田徹也(1973〜2005)。31歳という若さでこの世を去った彼の作品は、海外オークションの場で高く評価されるほか、今年の9月には生誕50年を記念した個展がガゴシアン・ニューヨークで開催されるなど、グローバルシーンでも注目の的となっている。あらためてこの早逝の画家・石田徹也とは何者なのか。現在の評価も交えて静岡県立美術館学芸員・川谷承子が考察する。

金沢21世紀美術館で、「コレクション展2: 電気-音」がスタートした。同館所蔵品のなかから、「音」と「電気」、そしてその関係性に焦点を当てた作品が集う。新収蔵作品も展示される機会となった。会期は2024年5月12日まで。

世田谷美術館で「倉俣史朗のデザイン―記憶のなかの小宇宙」がスタート。1960年代以降のデザイン界において、世界的に高い評価を受けたデザイナー・倉俣史朗の詩情あふれるデザインを読み解き直すものとなる。会期は2024年1月28日まで。

第28回
雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2023年10月号の「マンチェスター」では、マンチェスター国際フェスティバルの様子を橘匡子がお届けする。街を舞台とした協働プロジェクトや、ライアン・ガンダーによる人々の価値観に介入する作品など、マンチェスターという土地柄とそこに根付く経済システムに切り込む様々なアプローチを取り上げ紹介する。

上野アーティストプロジェクト2023「いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間」と、コレクション展「動物園にて ―東京都コレクションを中心に」が東京都美術館でスタート。人間と様々ないきものとの関係性を改めて見つめ直すプログラムとなっている。会期は2024年1月8日まで。