
デザインの専門誌『Ilmm』が創刊。世界各国のデザインにフォーカス
デザインの専門誌『Ilmm』(アイエルエムエム)が4月1日に創刊された。世界各国のデザイナーによるプロダクトやインテリアを軸に、広範な領域にフォーカスするものとなる。

デザインの専門誌『Ilmm』(アイエルエムエム)が4月1日に創刊された。世界各国のデザイナーによるプロダクトやインテリアを軸に、広範な領域にフォーカスするものとなる。

戦後のイタリアにおいてはもちろん、世界的にも多大な影響を及ぼしたプロダクトデザインの巨匠、エンツォ・マーリ。彼の大規模なエキシビションがロンドンのデザイン・ミュージアムにおいて、イースターの連休初日である3月29日からスタートした。彼が手がけた作品を見せながら、デザインを通して目指した社会の変革も深く掘り下げる意欲的な展示となっている。会期は9月8日まで。

日本でもっとも人口が少ない県である鳥取県。同県にある鳥取県立博物館の美術分野が独立し、新たに「鳥取県立美術館」が2025年春に開館。その建物が公開された。

社会風刺に満ちた独自の世界観をユーモアとともに表現するアーティスト・大岩オスカールの個展「乱流時代の油ダコ」が、渋谷ヒカリエで開催される。会期は4月27日〜5月12日。

イタリアのファッションブランド・モンクレールが、ミラノ中央駅をパブリックギャラリーに変身させ、「An Invitation To Dream(夢への招待状)」と題した展覧会を開催する。会期は4月15日〜21日。

ベトナムを代表する現代美術家ディン・Q・レが、4月6日に逝去したと報じられた。享年56歳。

令和6年の新たな国宝・重要文化財をお披露目する特別企画「令和6年新指定国宝・重要文化財」展が東京国立博物館で開催される。会期は4月23日~5月12日。

絵画や映像など幅広いメディアを駆使した作品を制作している中国人アーティスト・葉凌瀚(イェ・リンハン)の個展「Yi - Alice」が、兵庫県立美術館で開催されている。会期は4月16日まで。

戦後から古美術・工芸・日本画など数多くの美術店や画廊が集積している日本橋・京橋エリアで、古今の芸術が楽しめるアートイベント「東京 アート アンティーク」が開催される。会期は4月25日〜27日。

今春から大学/専門学校に進学した学生も多いのではないだろうか。学生が無料や割引で見られるおもな美術館/博物館をまとめて紹介する。

第14回
新規性と進歩性を有する技術的な思想(アイデア)を保護する「特許」。この制度は美術にも適用できるのだろうか? ライフワークとしてArt Lawに取り組む弁護士・木村剛大が解説する。

シンガポールを拠点に、映像作品を中心に活動するアーティスト、ホー・ツーニェン。その個展「ホー・ツーニェン エージェントのA」が東京都現代美術館で開幕した。会場の様子をレポートする。

コレクター・桶⽥俊⼆・聖⼦夫妻のコレクション展「OKETA COLLECTION GOLDEN MEMORIES」が、青山のスパイラルガーデンで始まった。会期は4月21日まで。

丸亀製麺などを展開するトリドールホールディングスの代表取締役社長兼CEO・粟田貴也氏が、東京・広尾にプライベートギャラリー「Gallery L」をオープンさせた。

建築家・坂 茂は、フランスのポンピドゥー・センター・メスや、国内では静岡県富士山世界遺産センター、大分県立美術館など、数々の代表的な建築を手がけてきた。そのいっぽうで注目が集まるのは、坂が代表を務めるNPO法人ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN)による災害支援活動だ。避難所に赴き、紙管を用いた復興住宅や自身が考案した「紙の間仕切りシステム(PPS)」を展開することで、避難環境の改善やプライバシー保護といった精神的な安全性を守ることに従事している。本インタビューでは、その災害支援活動をメインに、紙管建築やPPSの開発、NPO法人の設立のきっかけ、そして坂が現場で感じる課題感について、直近のウクライナ侵攻やガザ紛争、能登半島地震などの事例から話を聞いた。

株式会社The Chain Museumが、アート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker(アートスティッカー)」が運営する3つのアートスペースで、会田家(会田誠、岡田裕子、会田寅次郎)それぞれによる個展を同時開催する。

オラファー・エリアソンが監督した、韓国出身のDJ/プロデューサー・Peggy Gou(ペギー・グー)のMVがリリースされた。

銀座エリアの商業施設で、今年開業7周年を迎える「GINZA SIX」。4月5日より開催される春のプロモーション 「GINZA SIX DOKI DOKI 2024」にあわせ、中央吹き抜け部にヤノベケンジの《BIG CAT BANG》が登場した。

大阪・吹田の国立民族学博物館で、水俣病を「伝える」人々とその活動を紹介する企画展、みんぱく創設50周年記念企画展「水俣病を伝える」が開催されている。会期は6月18日まで。

今週末までに開幕・閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。