SERIES アートと法の基礎知識

アートに関係するすべての人が知っておきたい法律の基礎知識を、Art Lawを専門とする弁護士・木村剛大が解説。

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第15回

最低限知っておくべき美術と相続税の話

いつか訪れる人の死。人の死は相続の発生も意味する。来ることが分かっていても死後に発生する相続について真剣に考えたことがない美術家も少なくないだろう。今回は最低限知っておきたい相続税のポイントについて税務分野を取り扱う徳田貴仁弁護士に聞いた。

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第12回

アンディ・ウォーホル美術財団 vs リン・ゴールドスミス。最高裁判決から見る現代美術におけるアプロプリエーションの現在地

写真家のリン・ゴールドスミスが撮影したプリンスの肖像写真を用いた、アンディ・ウォーホルの《プリンス》シリーズ16作品。 この作品に関するアンディ・ウォーホル美術財団とリン・ゴールドスミスの裁判で、ついに最高裁の判決が出た。フェア・ユースの流れを覆すかもしれないその判決結果を、ライフワークとしてArt Lawに取り組む弁護士・木村剛大が法的観点から解説する。

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第11回

略奪美術品は必ず返還されなければならないのか? 法域で異なる返還請求の行方

近年、ヨーロッパを中心に議論が活発化している略奪美術品の返還問題。当初の作品所有者から、なんらかの取引を経由して作品を保有する者に対する返還請求はできるのか?また国ごとの対応は? ライフワークとしてArt Lawに取り組む弁護士・木村剛大が法的観点から解説する。

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第10回

人工知能(AI)が生成した作品の作者は誰なのか? アーティストのためのAIと著作権

「Midjourney」や「Stable Diffusion」などの画像生成AIが話題を集め、誰もが簡単に「作品」を制作できる時代に突入した。だが、AIが生成した作品の本当の作者は誰に当たるのだろうか? また著作権の帰属先は? ライフワークとしてArt Lawに取り組む弁護士・木村剛大が法的観点からAI作品を分析する。

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第9回

パブリック・ドメインとなった作品は誰のもの? 著作権消滅後の作品の権利関係を解説

アートの世界に限らず、すべての芸術文化活動に関係する著作権。この著作権が消滅すると、いわゆる「パブリック・ドメイン」となり、誰もが自由に利用することができるようになる。一見わかりやすいこのパブリック・ドメインだが、他の権利との関係は意外と複雑だ。ライフワークとしてArt Lawに取り組む弁護士・木村剛大が詳しく解説する。

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第8回

バナナをテープで壁に貼り付けた作品を独占できるのか? 著作権法の「似ている」と「似ていない」を消化する

アート界に大きなサプライズをもたらしたマウリツィオ・カテランの《コメディアン》。ダクトテープでバナナを貼り付けた(だけ)のこの作品が、自身の著作権を侵害しているとしてジョー・モーフォードによって訴えられた。「見た目が似ている」ことと著作権法上の「似ている」はイコールなのか? ライフワークとしてArt Lawに取り組む弁護士・木村剛大が詳しく解説する。

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第6回

「タコの滑り台」は著作物なのか? 機能のある実用品のデザインの著作権を考える

タコをモチーフにしたユニークな滑り台。この著作権をめぐる2つの会社の裁判において、タコの滑り台は著作物ではないという判決がくだされた。Art Lawの専門家である弁護士・木村剛大が、この事例から機能のある実用品のデザインの著作権について解説する。

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第5回

プロでも見抜けない!? 買った作品が贋作だったらいったいどうなるの?

この世に美術作品がある限りなくならないもの。それが「贋作」だ。贋作は古今東西、古美術から現代美術まで様々な事例が報告されており、跡を絶たない。こうした贋作を誤って手にしてしまう可能性はゼロではないだろう。アートに携わるすべての人が知っておきたいアートと法の基礎知識を、Art Lawの専門家である弁護士・木村剛大が解説する本シリーズの第5回は、様々な贋作事例を法的な観点とともにお届けする。

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第4回

NFTの産物。アーティストたちによるクリエイティブなルール設計の試み

アートに携わるすべての人が知っておきたいアートと法の基礎知識を、Art Lawの専門家である弁護士・木村剛大が解説する本シリーズ。今回は、いま注目を集めるブロックチェーンを使ったNFT(Non fungible token=非代替性トークン)作品において、独自のルール設計を行うアーティストたちの試みを紹介する。

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第3回

アートの概念的改変。アーティストの同一性保持権はどこまで及ぶのか?

アートに携わるすべての人が知っておきたいアートと法の基礎知識を、Art Lawの専門家である弁護士・木村剛大が解説する本シリーズ。現代美術の世界で度々行われる作品の改変のうち「物理的改変」に続き、今回は「概念的改変」について、事例を踏まえて紹介する。

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