現代美術に特許は使える? 「お絵かきタウン」から「愛を見つけるための方法と装置」まで

新規性と進歩性を有する技術的な思想(アイデア)を保護する「特許」。この制度は美術にも適用できるのだろうか? ライフワークとしてArt Lawに取り組む弁護士・木村剛大が解説する。

文=木村剛大

キャサリン・リチャーズ、マーティン・スネルグローブ Method and Apparatus for Finding Love 2000
出典=キャサリン・リチャーズウェブサイト(http://www.catherinerichards.ca/artwork2/Patent-index.html)