古美術品や骨董、書画など古今の芸術が満喫できる3日間。「東京 アート アンティーク」がゴールデンウィーク初めに開催へ

戦後から古美術・工芸・日本画など数多くの美術店や画廊が集積している日本橋・京橋エリアで、古今の芸術が楽しめるアートイベント「東京 アート アンティーク」が開催される。会期は4月25日〜27日。

 江戸・東京の歴史が息づく街で、古美術品や骨董、書画、絵画、工芸など古今の芸術にふれることができるアートイベント「東京 アート アンティーク」。今年は4月25日〜27日の3日間で開催される。

 同イベントは、1998年に「日本橋・京橋美術骨董まつり」としてスタートし、毎年1回から2回開催してきた。2010年に名称を「東京アートアンティーク」と改めてから、ゴールデンウィーク前の年1回開催しており、今年は14回目の開催を迎えた。

過去の様子

 舞台となる東京都中央区の日本橋・京橋エリアには、戦後から古美術・工芸・日本画・近代絵画・彫刻・版画・現代アートなど老舗、有名店を含む約150の専門店が多岐にわたり集積している。美術店が密集する地域としては世界でも珍しく、昭和の文豪や芸術家、政治家などが通った歴史あるアートの中心地としても知られている。

過去の様子

 今年は約80の店舗が参加する予定。各古美術店や画廊が同イベントにあわせて企画した、幅広い層の人々がアートを身近に感じられるような様々な企画展を楽しむことができる。また、一般の美術館と異なり、作品をガラス越しではなく、実際に手に取り、触れ、店主や作家とのコミュニケーションができるのも同イベントの特徴だ。

過去の様子

 企画展のほか、初心者でも気軽に参加できるチャリティ入札会や、テノール歌手であり彫刻家としても活動する秋川雅史と、同イベント参加店を代表する繭山龍泉堂の川島公之によるスペシャルトークイベントなどの参加型のプログラムも企画されている。

 高価なイメージのある美術品だけでなく、普段使いの食器など手頃な品物も楽しめる同イベント。ぜひこれを機に、敷居が高いと思われがちな美術店や画廊に立ち寄り、日本橋・京橋の歴史とアートを満喫したい。

編集部

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