オラファー・エリアソンがPeggy GouのMVを監督。ブレイクダンスも披露
オラファー・エリアソンが監督した、韓国出身のDJ/プロデューサー・Peggy Gou(ペギー・グー)のMVがリリースされた。
![](https://bt.imgix.net/magazine/28755/main/1712284961293_942999f148edd2a21ac6e4213c9c4cbd.png?auto=format&fm=jpg&w=1472&h=828&fit=clip&rect=0,45,1440,810&v=6)
(https://www.youtube.com/watch?v=qTSadqfWeDw)
韓国出身で世界的に大きな人気を博すDJ/プロデューサーであるPeggy Gou(ペギー・グー)と現代アーティストのオラファー・エリアソンがコラボレーションしたMVがリリースされた。
このヴィデオがフィーチャーしたのは、今年6月7日に発売予定のグーのデビュー・アルバム『I Hear You』より「1+1=11」と題された曲。エリアソンが監督し、そのベルリンのスタジオで撮影されたこのヴィデオでは、ふたりがともに出演。エリアソンはピンクの衣装を着て、光のインスタレーションのなかで滑ったり、弾けたりしながら、ブレイクダンスのステップを披露した。
スタジオ・オラファー・エリアソンのInstagram投稿によると、このヴィデオは「オラファーの多くの作品に内在するモチーフである『動き』を探求したもの」。エリアソンは10代の頃からブレイクダンスを学んでおり、その経験が後のアート制作にもインスピレーションを与えたという。
舞台となるエリアソンのスタジオには、幾何学的な模型や照明、鏡が多数見られる。映像のなかでは、回転させると透明と暗闇が交互に現れる偏光板を手にしたふたりが登場。8台のプロジェクターからそれぞれ異なる色合いの光線が投影される光のインスタレーションでは、エリアソンがグーの音楽にあわせて踊りながら、色とりどりの影やシルエットが壁に重なる。