
地方では15年ぶり。日本画家・速水御舟の大規模展が茨城で開催へ
近代化の真っ只中で日本画を描き続けた、早逝の画家・速水御舟。その地方では15年ぶりとなる大規模な展覧会が、茨城県近代美術館にて開催される。会期は2023年2月21日〜3月26日。

近代化の真っ只中で日本画を描き続けた、早逝の画家・速水御舟。その地方では15年ぶりとなる大規模な展覧会が、茨城県近代美術館にて開催される。会期は2023年2月21日〜3月26日。

ジャコメッティ財団は、2026年にフランス・パリの旧アンヴァリッド駅の歴史的建造物をリノベーションし、ジャコメッティ美術館・学校を創設すると発表した。

日本を代表する現代彫刻家・戸谷成雄の展覧会「戸谷成雄 彫刻 ─ある全体として」が、長野県立美術館で開催されている。会期は2023年1月29日まで。

国内唯一の工芸に特化したアートフェア「KOGEI Art Fair Kanazawa 2022」が、今年も開催される。ホテル「ハイアット セントリック 金沢」の客室に、アーティスト約150名の作品が集結。今年はさらに、2つの公式レクチャーも行われる。会期は12月9日〜11日。

アジア最大のアートフェアとして知られる「アート・バーゼル香港」。その次回開催とギャラリーリスト、そして注目の人事が発表された。

武蔵野美術大学が運営する非営利ギャラリー「gallery αM」が、2023年度より現在の馬喰町を離れ、その拠点を市ヶ谷キャンパス2Fへ移すことが発表された。

ラリックとジェームズ・タレルによる新たなコラボレーションがアートフェア「Paris+ par Art Basel」で発表された。限定のフレグランスボトルとクリスタルライトパネルは、2023年の春以降に世界各国での発売を予定している。

巨匠パブロ・ピカソが亡くなって50年の節目となる2023年。パリ国立ピカソ美術館がポール・スミスと協働し、展覧会「PICASSO CELEBRATION: THE COLLECTION IN A NEW LIGHT!」を開催する。

アール・ヌーヴォーを代表する画家、アルフォンス・ミュシャ。その芸術からとくにデザインの仕事に着目し、マルチ・アーティストとしてのミュシャの姿をひも解く展覧会「ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者」が京都で開催される。会期は2023年2月17日~3月26日。

相次ぐ環境活動団体による名画への攻撃が、オーストリアでも発生した。被害にあったのはウィーンにあるレオポルド美術館だ。

11月12日に開催されたシンワオークションで、草間彌生、山口長男、田中敦子らが1億円を超える価格で落札された。同オークションの落札結果をピックアップして紹介する。

ハイジュエリーメゾン「ヴァン クリーフ&アーペル」が支援し、2012年に創設された宝飾芸術の専門学校「レコール」。同校が東京で3度目となるノマディックスクール(移動講座)と、インターメディアテクと共催する展覧会「極楽鳥」展を開催する。

ドイツの現代アーティスト、ゲルハルト・リヒター。その生誕90年、画業60年を記念した東京初の美術館個展「ゲルハルト・リヒター展」が東京国立近代美術館で開催された。リヒターが長年取り組んできたアウシュヴィッツを描いた大作《ビルケナウ》シリーズを中心に構成された本展を、清水穣がレビューする。

11月14日、サザビーズ・ニューヨークでふたつのイブニングセールが開催。ピート・モンドリアンの《Composition No. II》(1930)が近代美術イブニングセールで5100万ドル(約71億円)で落札され、アーティストのオークション記録を更新した。

スイスの高級時計ブランド「ヴァシュロン・コンスタンタン」が、俵屋宗達の《風神雷神図》および日本の神話に着想を得て制作したユニークピース、「レ・キャビノティエ」の特別展示を銀座本店で開催する。会期は11月22日〜12月1日。

長野県の諏訪で6年に一度行われる御柱祭。その式年祭の実施にあわせ、「中村恭子日本画作品展 脱創造する御柱」展が諏訪市美術館で開催された。御柱の脱創造性に焦点を当てた本展を「書き割り」の形式から椹木野衣が読み解いた。

第52回
雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2022年10月号では、文化研究者・山本浩貴の『ポスト人新世の芸術』を紹介。昨今のパンデミックを契機に、「人新世以後」における自然と芸術との関係の在り方を再考する。

写実絵画のトップランナーとして注目される画家・諏訪敦。その制作における認識を問い直し、拡張することをテーマとした展覧会 諏訪敦「眼窩裏の火事」が東京の府中市美術館で開催される。会期は12月17日~ 2023年2月26日。

11月10日に第10回目の開催を迎えた、中国を代表するアートフェアのひとつ「ART021」が、開催2日目にして中止となった。「ゼロコロナ」政策を堅持する中国で、アートフェアや美術展を開催するリスクが高まりつつある。

2022 FIFAワールドカップの開催地として注目を集めているカタール。そのカルチャーシーンを紹介する記事の後編では、同国に点在している様々なパブリック・アートや、今後計画中の新たな美術館プロジェクトを取り上げつつ、同国をめぐる議論にも迫る。