
佐伯祐三の東京展から泉太郎のインスタレーション、香取慎吾の個展まで。今週末見たい展覧会ベスト7
今週開幕する展覧会、または閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

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文化ファッション大学院大学が毎年開催している文化ファッション大学院大学ファッションウィーク(BFGU FW)が、今年は3年ぶりの来場型として開幕する。会期は1月30日~2月3日。

撤去が計画されていた、ファーレ立川にある岡﨑乾二郎の作品《Mount Ida─イーデーの山(少年パリスはまだ羊飼いをしている)》が保存されることとなった。

写真・映像作品を国内外の展覧会で発表し、国際的にも高い評価を受けている写真家・野口里佳。東京都写真美術館で開催されている「野口里佳 不思議な力」展は、時間や場所も超えていく写真の「不思議な力」が導く展覧会だ。詩人で情報科学芸術大学院大学(IAMAS)准教授の松井茂がレビューする。

東京建物株式会社が進める「(仮称)京橋三丁目東地区市街地再開発事業」。このなかで、「仮称アートセンター」を整備する計画が進んでいる

モデルとして活躍後、写真家に転身した安珠。その個展が東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールで始まった。会期は2月12日まで。

葛飾区が実施した展覧会での作品をはじめ、区が所有する美術品などを順次掲載する特設サイト「かつしかデジタル美術館」が1月5日にオープン。その目的を葛飾区の担当者に聞いた。

文化庁が、個人で活動する芸術家や事業者、文化芸術団体等を対象とした「文化芸術分野の契約等に関する相談窓口」を限定的に開設した。

日常を祝福するかのように、生活空間や身の回りのものにドローイングを施すアーティスト・山口みいな。その個展「ユンクス・エフスス・スピラリス」が、東京・神宮前のGALLERY SCENA(ギャラリー セナ)で開催される。会期は2023年2月3日~19日。

ひときわ独創性にあふれたデザインを取り上げ、そのエッセンスを考察する企画展「The Original」が東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催される。会期は2023年3月3日〜6月25日。

エイベックス・クリエイター・エージェンシー(ACA)とエイベックス・エンタテインメント(AEI)が、東京・天王洲の寺田倉庫でアートフェア「MEET YOUR ART FAIR 2023『RE : FACTORY(リ ファクトリー)』」を共同開催する。会期は3月3日~3月5日。

映像、パフォーマンス、ドローイング、絵画、彫刻といったあらゆるメディアを交錯させたインスタレーションをおもな表現手法とする現代アーティスト・泉太郎。東京の美術館における初個展「Sit, Down. Sit Down Please, Sphinx.:泉太郎」が東京オペラシティ アートギャラリーでスタートした。会場の様子をレポートする。

プリペイドカードのQUOカードが現代美術家5人が手がけた「ARTIST×QUO」シリーズを発売した。

世界屈指の博物館として知られる大英博物館が所蔵する古代ギリシャ彫刻群「エルギン・マーブルズ」。これらをギリシャに返還する動きが活発になっている。

第2回
音楽家ではなく、美術家としての坂本龍一に迫った、2017年の『美術手帖』の坂本龍一特集。その企画に携わり、インタビュアーも務めた詩人で研究者の松井茂と、特集企画の担当編集者であった牧信太郎が、6年前に坂本龍一特集をつくりながら考えたこと、そして新しいアルバム『12』を聴きながら考えたことを語る。

第1回
雑誌『美術手帖』2017年5月号の坂本龍一特集より、冒頭を飾った坂本龍一のロングインタビューを公開。坂本龍一が考えるS(サウンド)とN(ノイズ)、そしてM(ミュージック)とはなんなのか? 17年のアルバム『async』の制作のほとんどを行ったというニューヨークで坂本が語った言葉に注目。

生誕270年の喜多川歌麿や、ドラクロワ、ルブランが描いた名画をモチーフにした「世界の美術館 傑作記念コイン~時代を彩った、女性たちの輝き~」が発売。1月16日から、国内金融機関等で世界先行で予約を受け付けている。

109点ものパブリック・アートが点在するファーレ立川。この一角にある岡﨑乾二郎の作品が撤去の危機にさらされている。

阪急電車や宝塚歌劇、阪急百貨店、映画興行、住宅経営、ホテルなど数々の事業を起こし、阪急東宝グループ(現、阪急阪神東宝グループ)の創始者として知られる実業家・小林一三。その生誕150年を記念する展覧会が、逸翁美術館で開催される。

前川國男のもとで学んだ戦後を代表する建築家のひとり、大髙正人が設計した全日本海員組合本部会館(東京都港区六本木、1964年竣工)が保存改修されることとなった。スクラップ&ビルドされるケースもあるモダニズム建築だが、この建物はなぜ生き残れたのか?