
草間彌生がルイ・ヴィトンに登場。「みんなの幸福を願っております」
ルイ・ヴィトンが現在展開している草間彌生とのコラボレーションコレクション。草間彌生がルイ・ヴィトン表参道店と原宿のポップアップストアに姿を見せ、メッセージを寄せた。

ルイ・ヴィトンが現在展開している草間彌生とのコラボレーションコレクション。草間彌生がルイ・ヴィトン表参道店と原宿のポップアップストアに姿を見せ、メッセージを寄せた。

今週開幕する展覧会、または閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

Ginza Sony Parkによるウォールアート企画第2弾に画家・山口幸士の作品が選ばれた。山口がこの場所のために新たに描いたガーベラの花畑が、全長約30メートルのウォールアートとして銀座に掲出されている。

千葉・木更津のサステナブルファーム&パーク「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」内に、中村拓志の設計による図書館「地中図書館」が2月16日にオープンする。

1983年に美術館として開館して以来、朝香宮邸の邸宅空間を活かした展覧会を開催してきた東京都庭園美術館が、恒例の建物公開展を実施する。会期は4月1日~6月4日。

アメリカの写真家であり活動家としても知られているナン・ゴールディンの人生を追うドキュメンタリー映画『All the Beauty and the Bloodshed』(2022)が、第95回アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた。

令和5年の新たな国宝・重要文化財をお披露目する展覧会「新指定国宝・重要文化財展」が東京国立博物館で開催される。本展は毎年開催されていたものだが、今回は4年ぶりの開催となる。

第11回
雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会を紹介。2023年1月号の「ニューヨーク」は、今日的な問題としてある、先住民に対する植民地主義的な抑圧を2つの展示を通じて考える。力を持つものによる、経済成長や環境保護の謳い文句の陰で解体される文化の大きさについて思いを馳せてみる。

第10回
2022年2月末から海外研修先として、黒海とカスピ海のあいだにある小国・ジョージアに滞在している画家の庄司朝美。渡航直前の2月24日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が開始された。隣国ともいえるウクライナの情勢を身近に感じながら、独自の文化を育んできたジョージアの首都トビリシからお届けする連載。トルコから戻って最後の引っ越しをする。

芸術の爛熟期を迎えたウィーンに生き、28年という短い生涯を駆け抜けた夭折の画家エゴン・シーレ。その世界有数のコレクションを誇るレオポルド美術館の所蔵作品を中心に、ウィーン世紀末美術を揃えた大規模展覧会「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」が東京都美術館で幕を開けた。

二子玉川 蔦屋家電 2階のギャラリーⅡで、「ヒグチユウコ展 CIRCUS FINAL END」(森アーツセンターギャラリー)の開催を記念した展示「ヒグチユウコ『CIRCUS』への案内状」が実施される。会期は1月31日~2月12日。

群馬県の原美術館ARCで、自らの理想を求めて美術的・社会的流行に背を向けた作家の表現に焦点を当てたコレクション展が開催される。会期は、第1期(春夏季)は3月24日〜9月3日、第2期(秋冬季)は9月9日〜2024年1月8日。

森ビル株式会社は、23年秋に開業を予定している「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」(虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業 A-1 街区)の詳細を発表した。アートファンも注目すべきポイントは?

BeepleのNFT作品がクリスティーズで落札されてから2周年となる今年3月11日、両者が「BEEPLE STUDIO」をグランドオープンする。

第5回
具象と抽象、平面と立体などの異なる表現形態を横断しつつ、色彩鮮やかなストライプを特徴とした絵画シリーズを手がける今井俊介。初期から最新作まで「スカート」をモチーフした絵画群で構成した、美術館での初個展に際して、長年向き合う絵画、そしてその制作方法について話を聞いた。

不要となった時計やパーツを回収し、新たなアート作品へと変化させる活動を行っているアート団体「re:time」とコラボレーションし、東京・田町にあるホテル・プルマン東京田町がサステナブルアート展を開催。会期は2月1日〜15日。

第3回
国内の美術館には世界に誇る西洋絵画の巨匠の名作が多く収蔵されている。そんな名作の数々を画家のエピソードとともに紹介。訪問の参考にしてもらいたい。今回はクロード・モネとともに印象派を牽引した巨匠、ピエール=オーギュスト・ルノワールを追ってみよう。なお、紹介されている作品がつねに見られるわけではないことは留意されたい。

東京・天王洲の寺田倉庫G3-6Fで、左官職人・挾土秀平の特別展「土に降る」が開幕した。本展は、日本の伝統的な技術である左官に注目し、ビルも立ち並ぶ天王洲の倉庫空間において、「土」「水」「光」といった自然とつながる美意識を表現する試みとなっている。会期は2月14日まで(会期中無休)。

画家・佐伯祐三(1898〜1928)の画業をたどる特別展「佐伯祐三─自画像としての風景」が東京ステーションギャラリーで開幕した。会期は4月2日まで。

第6回
30年以上にわたり年間数百回、美術館・博物館に足を運び続けている「ミュージアム・マニア」であり、「青い日記帳」主宰の中村剛士(Tak)がはじめて美術館を訪れる人向けに、美術館の楽しみ方をエリアごとにご案内。今回は番外編をお届けする。