陶芸と現代美術の垣根を越えて活躍するアーティスト・桑田卓郎と、ISSEY MIYAKE MENのデザイナーを約6年間務めた高橋悠介が独立して2021年に立ち上げたファッションブランド「CFCL」がコラボレーションを果たす。
今回のコラボレーションは、桑田が手がけるクラフトライン「く」とCFCLによるもの。「く ×CFCL」としてNACC/日本橋アナーキー文化センターで展覧会を実施する。会期は5月12日〜25日。
日本のソフト・パワーである地場産業、手仕事、ものづくりに焦点をあて、世界へと発信していくことを目的とするこのプロジェクトでは、両者の世界観を交差させることによって生まれる新たなクリエイションへのチャレンジを展開。互いの作品に呼応した「く」の器と「CFCL」のニットウェアコラボレーション限定アイテムを発表するほか 、 桑田キュレーションによる陶芸作家5名(加藤委、川端健太郎、田中陽子、林友加、村上雄一)の作品も展示販売される。
ファッションと陶芸。ジャンルは異なれど、日本のものづくりの強さを世界に発信しようとする両者のコラボレーションは必見だ。