
モダニズム建築を100年先へ残せ。大髙正人設計の全日本海員組合本部会館が保存・改修へ
前川國男のもとで学んだ戦後を代表する建築家のひとり、大髙正人が設計した全日本海員組合本部会館(東京都港区六本木、1964年竣工)が保存改修されることとなった。スクラップ&ビルドされるケースもあるモダニズム建築だが、この建物はなぜ生き残れたのか?

前川國男のもとで学んだ戦後を代表する建築家のひとり、大髙正人が設計した全日本海員組合本部会館(東京都港区六本木、1964年竣工)が保存改修されることとなった。スクラップ&ビルドされるケースもあるモダニズム建築だが、この建物はなぜ生き残れたのか?

島根県立美術館で「永田コレクションの全貌公開〈一章〉北斎-『春朗期』・『宗理期』編」が開催される。同展は、北斎の画業のうち春朗期と宗理期だけに焦点を当てる初の大規模展で、県外不出の「永田コレクション」によって構成されるため島根県内のみの開催になるという。会期は2023年2月3日〜3月26日(会期中展示替えあり)。

メンタルヘルスとは何かを様々な視点から考察する展覧会「MENTAL: Colours of Wellbeing」が、2月26日までシンガポールのアートサイエンス・ミュージアムで開催中。精神的な健康の多様な形態を紹介する本展の見どころをレポートする。

現代アートチーム・目 [mé]によるSHIBUYA SKY企画展「SKY GALLERY EXHIBITION SERIES vol.5 『目 [mé]』」が東京・渋谷の「SKY GALLERY」でスタートした。会場の様子をレポートする。

ともに滋賀・信楽で作陶を行う美術家、上田勇児と梅津庸一による二人展「フェアトレード 現代アート産業と製陶業をめぐって」が西船橋のKanda & Oliveiraで開催される。会期は1月17日〜2月18日。

昨年3月からはじまった泉屋博古館東京のリニューアルオープン記念展シリーズ。その最後を飾る展覧会「不変/普遍の造形—住友コレクション中国青銅器名品選―」が開幕した。会期は2月26日まで。

エスパス ルイ・ヴィトン東京は、ドイツ人アーティストのヴォルフガング・ティルマンスによる個展「Moments of life」展を開催する。会期は2月2日〜6月11日。

「with コロナ」の時代において、大型展の予約制(定員抑制)を取り入れてる美術館・博物館は入場料収入も落ち込んでいる。こうした状況のなか、ミュージアムを支援できる方法をまとめた(本稿は2021年5月22日掲載記事の再編集版です)。

彫刻界の巨匠・アルベルト・ジャコメッティ。その展覧会がエスパス ルイ・ヴィトン大阪で開催される。会期は2月23日〜6月25日

広告にはじまり、作家・村上春樹の著作をはじめとする本の装丁や、執筆活動など幅広く活動したイラストレーター・安西水丸。その原画や直筆原稿など、生涯にわたり手がけた仕事の大部分の資料が、遺族から武蔵野美術大学美術館・図書館へ寄贈された。

首都圏では17年ぶりとなる江戸時代の洋風画家・亜欧堂田善(1748〜1822)の大規模な回顧展「没後200年 亜欧堂田善 江戸の洋風画家・創造の軌跡」が、千葉市美術館で開幕した。会期は2月26日まで。

今週開幕する展覧会、または閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

静岡市の観光名所・駿府城公園に隣接するかたちで、新たな博物館がグランドオープンを迎えた。SANAAが設計した静岡市歴史博物館だ。

東南アジア最大級のアートフェア、初回のART SGがシンガポールのマリーナベイ・サンズ エキスポ&コンベンションセンターで開幕。160以上のギャラリーが集まったこのフェアに対し、マーケットはどのような反応を見せたのだろうか?

地域に開かれたオルタナティブなアートセンターであり、今年の3月31日をもって閉館となる「3331 Arts Chiyoda」。その最終企画展として「3331によって、アートは『 』に変化した」が開催される。会期は1月15日〜2月5日。

1月9日に岡山県立美術館で行われた前代未聞のイベント、美術館学芸員によるラップバトルトーナメント。開催前から話題をさらっていたこの試みを、同じ岡山県内にある大原美術館で学芸統括を務める柳沢秀行が振り返る。

インスタレーションアート集団・ミラーボーラーと大分県別府市のエンターテイメント施設・地獄温泉ミュージアムとのコラボ企画「COSMIC HELL NIGHT―宇宙地獄の夜―」が同施設庭園で開催される。

現代美術のECサイトを運営する「タグボート」。その新ギャラリーが東京都中央区の人形町にオープンする。

2021年4月に開館した長野県立美術館。同館を代表する常設作品である中谷芙⼆⼦の《霧の彫刻 #47610 -Dynamic Earth Series Ⅰ-》(2021)の使用を巡り、作家が異議申し立てを行うという事態に発展している。

石川県珠洲市全域を舞台とし、3年に1度開催される地域芸術祭「奥能登国際芸術祭」。その2023年の出展アーティストが発表された。現在6の国と地域から9組のアーティストが先行決定している。