INTERVIEW

映画監督・片渕須直と女優・のんが語る『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』で伝えたいこと

2019年12月20日より公開される、片渕須直監督によるアニメーション映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』。前作『この世界の片隅に』に250カット以上の新規シーンを加え、主人公・すずのみならず戦時中の広島で生きる「さらにいくつもの」人々の心の動きを描き出した新作だ。引き続き主人公・すずを演じた女優・のんと片渕監督に、新作に対する思いやアニメを演じることについて話を聞いた。

INTERVIEW

ファッションで探り出す日本の歴史、身体、アイデンティティ。PUGMENTインタビュー

東京都現代美術館で現在開催中の「MOTアニュアル2019 Echo after Echo:仮の声、新しい影」に参加している、大谷将弘と今福華凜によるファッションレーベル・PUGMENT(パグメント)。ファッションの機能や身体性に注目したアプローチで、現代美術の文脈においても注目されてきたPUGMENTに話を聞いた。なお、PUGMENTが単一のプロジェクトであることを考慮し、大谷・今福の発言は区分せず統一して記載する。

INTERVIEW

リフレクトし、スケールアウトするプラザ。玉山拓郎インタビュー

渋谷パルコにオープンした「OIL by 美術手帖」ギャラリーで、個展「The Sun, Folded.」を開催中の玉山拓郎。これまで日用品などのファウンドオブジェクトを用いた展示や、強烈な色に照らされた空間的作品が注目されてきた玉山が、最新作となる本展では映像を用いたインスタレーションを発表。「いま、自分の使う要素がものすごく整理されている」という作家に、その方法論や現在地を問う。

INTERVIEW

PREMIUM

「展覧会」を疑え。フィリップ・パレーノと島袋道浩が語るアートの在り方

東京・神宮前のワタリウム美術館で、フランスを代表するアーティストであるフィリップ・パレーノの日本における美術館初個展「オブジェが語りはじめると」が開催。1994年から2006年にかけて制作された作品(オブジェ)が再構成されて並ぶ本展を通じ、パレーノは何を見せるのか? 来日したパレーノが親交のあるアーティスト・島袋道浩とともに「展覧会」や「アート」の在り方について語り合った。

INTERVIEW

アーティストとともに成長し続ける。ヨハン・ケーニッヒが語るギャラリストのあるべき姿

11月9日、ベルリンを代表するケーニッヒ・ギャラリーが、アジア初のスペースを東京・銀座の「MCM GINZA HAUS I」にオープンした。オープニングのために来日したギャラリーの設立者であるヨハン・ケーニッヒに、ギャラリーのプログラムやギャラリストのあるべき姿について話を聞いた。

INTERVIEW

「アート・バーゼル・マイアミ・ビーチ」の役割とは何か? ディレクター、ノア・ホロヴィッツに聞く

アメリカ大陸で最大級の規模を誇るアートフェア「アート・バーゼル・マイアミ・ビーチ」が、12月5日に開幕する。そのプログラムや運営、そしてアメリカのアート市場について、ディレクターアメリカズのノア・ホロヴィッツに話を聞いた。

INTERVIEW / PROMOTION

過去を解きほぐし未来をつむぐ。手塚愛子インタビュー

織物の糸を解きほぐして再構成し、刺繍を施す手法を用い、2011年よりベルリンを拠点に世界各地で作品を発表し続けている手塚愛子。9月にスパイラルガーデン(東京)で開かれた個展「Dear Oblivion - 親愛なる忘却へ」に際して発表された新作や、これまでの歩みと作品観について聞いた。

INTERVIEW

現代美術を揺さぶる妄想の力。ユアサエボシインタビュー

1924年に生まれた架空の三流画家、ユアサエボシが描いたとされる作品を制作するアーティスト、ユアサエボシ。新作個展「侵入するスペクトル」をAKIO NAGASAWA GALLERY AOYAMAで開催中のユアサに、架空と実在を行き来する「ユアサエボシ」とは何者なのかを聞いた。

INTERVIEW

「Jアートコールセンター」から見えた限界と可能性。高山明に聞く

「あいちトリエンナーレ2019」(8月1日〜10月14日)の閉幕直前に開設された高山明によるプロジェクト「Jアートコールセンター」。電凸攻撃による「表現の不自由展・その後」の展示中止を受け、アーティストらが電話対応するというこの取り組みからは何が見えたのか? 高山に話を聞いた。

INTERVIEW

地域はアートに何をもたらすのか? 遠山昇司と長島確が語る「さいたま国際芸術祭2020」が目指すもの

2016年に開催された「さいたまトリエンナーレ」が、新たな名称「さいたま国際芸術祭」として2020年3月に開幕する。公募で選ばれた映画監督・遠山昇司がディレクターを務める今回、さいたま国際芸術祭が目指すものとは何か? 長島確との対談から、地域への眼差しの重要性が見えてきた。

INTERVIEW / PROMOTION

なぜ「IF THE SNAKE」なのか? ピエール・ユイグに聞く「岡山芸術交流2019」に込めた意図

今年で2回目となる「岡山芸術交流」が、岡山市内各所で開催されている。フランスを代表するアーティスト、ピエール・ユイグがアーティスティックディレクターを務め、「IF THE SNAKE もし蛇が」をタイトルに掲げる本展は、どの芸術祭とも異なり、各作品が緩やかにつながる。そこにはどのような意図があるのか? 美学者の星野太が本人に話を聞いた。

INTERVIEW

「ジェンダー」と「脳」からアートの可能性を拡張する。MAHO KUBOTA GALLERY代表・久保田真帆インタビュー

2016年にオープンしたMAHO KUBOTA GALLERY。ジェンダー的な視点から、安部典子、播磨みどり、AKI INOMATA、長島有里枝、小笠原美環といった女性アーティストに焦点を当てつつ、ジュリアン・オピー、多田圭佑、富田直樹、武田鉄平といった視覚的なインパクトが強いアーティストを扱い、新たなアートファンを開拓している。代表の久保田真帆に、ギャラリーとしての今後の目標や、社会における現代美術の可能性について聞いた。

INTERVIEW

草間彌生の人生を追って。映画『草間彌生∞INFINITY』監督インタビュー

国内外で高い人気を集める草間彌生。そのアーティスト人生を追ったドキュメンタリー映画『草間彌生∞INFINITY』が、11月22日より渋谷PARCO8F WHITE CINE QUINTOほかにて全国ロードショーされる。制作期間14年という本作に監督が込めた想いとは? 来日した同作監督ヘザー・レンズに話を聞いた。

INTERVIEW

アーティストとともにマーケットを見つめる。GALLERY TARGET 水野桂一・岡本智子インタビュー

2007年に開廊した東京・神宮前のGALLERY TARGET。KYNE、高木耕一郎、長場雄、花井祐介、MHAK、LY、ロッカクアヤコといった日本人アーティスト、ピーター・サザーランド、スティーブン・パワーズ、ホーネット、ミーシャ・ホレンバックなどの海外アーティストを中心に、若い世代から支持を集める作品を中心に取り扱っている。代表の水野桂一とキュレーションを担当する岡本智子に、設立までの経緯やマーケットに対する考え、今後の展望を聞いた。

INTERVIEW

彫刻に込めた世界、記憶、メルド(糞)。白川昌生インタビュー

1970年代にフランスとドイツで哲学と美術を学び、83年に帰国して以後、群馬を拠点に活動を続けるアーティスト・白川昌生。自身を「マイナーな作家」と呼び、制度や権威に対し批評的な眼差しで作品制作を行ってきた。東京・神楽坂のMaki Fine Artsでの個展「夏の光」(10月5日〜11月10日)を機に、白川のこれまでの活動と、立体作品に込められた思想の背景を聞いた。

INTERVIEW

「フリーズ・アートフェア」は何が違うのか? ディレクター、ビクトリア・シダルに聞く

ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルスに展開している国際的なアートフェアである「フリーズ・アートフェア」。そのプログラムや運営、そしてブレグジットなどにおけるフェアのサバイバル術について、ディレクターのビクトリア・シダルに話を聞いた。

INTERVIEW

「具体的な規範が必要」。弁護士・水野祐に聞く文化庁補助金不交付の影響

「あいちトリエンナーレ2019」に対し、文化庁が正式な審査を経ずに補助金不交付を決定した。この事態にはどのような問題があり、今後の文化活動にどのような影響を与え得るのか。Arts and Law理事として芸術家の支援にも長く携わってきたシティライツ法律事務所の弁護士・水野祐に聞いた。

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